出版社内容情報
手術を受けた産婦が死亡し執刀医が逮捕された大野病院事件は、医学界に衝撃を与え、多くの医師が支援に立ち上がった。弁護人が事件の発端から無罪に至るプロセスを検証し、医療事故裁判の誤判の構造を解き明かす。
安?謙二[ヤスフクケンジ]
昭和22年(1947年)生まれ、名古屋市出身。
昭和47年(72年)東京大学経済学部卒業。昭和50年(75年)司法試験に合格、昭和53年(78年)弁護士登録。昭和59年(84年)安福法律会計事務所 開設、平成4年(92年)南青山に事務所移転。
一般民事・刑事事件のほか、医療問題に関するNPO活動に参加、医療事故に関する裁判(民事、刑事)、県立大野病院事件の弁護人を担当。
内容説明
裁判の支援に立ち上がった多くの医師の胸には、過酷な医療現場を支える使命と誇りがあった。彼が裁かれるなら、医療は崩壊する!無罪を勝ち取った産婦人科医の感動のドキュメント!
目次
1 逮捕(平成18年(2006年)2月20日
2月20日、午後 事件報道にミスという字が踊る
2月20日夜 医師を支えるには? ほか)
2 裁判(証拠開示 平成18年(2006)4、5月 ブツヨミ
加藤医師と弁護団会議 病理鑑定医が、とんでもなく、おかしい
中山医師と会見 ほか)
3 大野病院裁判の意味(大野病院事件とは何であったのか;医療事故調査委員会の実相;東京女子医大では医師自らが調査 ほか)
鼎談 10年を経て、大野病院裁判を振り返る―中山雅弘(病理医)×加藤克彦(産婦人科医)×安福謙二(弁護士)
著者等紹介
安福謙二[ヤスフクケンジ]
昭和22年(1947年)生まれ、名古屋市出身。昭和47年(72年)東京大学経済学部卒業。昭和50年(75年)司法試験に合格。昭和53年(78年)弁護士登録。昭和59年(84年)安福法律会計事務所開設、平成4年(92年)南青山に事務所移転。一般民事・刑事事件のほか、医療問題に関するNPO活動に参加、医療事故に関する裁判(民事、刑事)、県立大野病院事件の弁護人を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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