内容説明
『9/11レポート』(ころから刊)を15年かけ完訳した住山一貞による「解説書」刊行!
目次
第1部 『9/11レポート』を読む(ハイジャックの朝;イスラム原理主義の系譜 ほか)
第2部 ワールド・トレードセンタービルの建設と崩壊「国家標準技術協会報告書」を読む(二・一「ワールド・トレードセンタータワーの崩壊に関する最終報告書」要約;二・二「ワールド・トレードセンター第七ビルの崩壊に関する最終報告書」要約)
第3部 イスラム・テロリズムの背景となった中東の歴史を調べる(三・一 二度の世界大戦が中東ムスリム社会に与えた影響;三・二 アフガニスタン ほか)
第4部 戦後日本と現代テロリズムの接点を考える(四・一 日本赤軍その他によるテロ事件;四・二 オウム真理教関連事件 ほか)
著者等紹介
住山一貞[スミヤマカズサダ]
1937年生まれ。2001年の9/11同時多発テロで息子の杉山(住山)陽一さんを亡くした被害者家族。2004年にアメリカ合衆国に対するテロリスト攻撃に関する国家委員会がまとめた詳細な報告書を独力で翻訳。事件から20年後の2021年9月に『9/11レポート 2001年米国同時多発テロ調査委員会報告書』(ころから)として刊行した。9/11にいたるテロの歴史、背景を調べあげ、9/11事件の風化を防ぐための展示会などを開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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