自衛隊の南西シフト―戦慄の対中国・日米共同作戦の実態

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自衛隊の南西シフト―戦慄の対中国・日米共同作戦の実態

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  • サイズ A5判/ページ数 188p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784907127251
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

約220枚の写真と現地調査、自衛隊内部の資料で描く自衛隊の南西シフト態勢ー石垣島・宮古島等の新基地建設の現状のリポート自衛隊の南西シフト態勢による、急ピッチで始まっている与那国島・石垣島・宮古島・奄美大島などへの新基地建設の現状のリポート。

これを約220枚の写真と現地調査、そして自衛隊内部の資料で描く。そこには国民が全く知らない、知らされていない、恐るべき実態が隠されている。始まっているのは、「島嶼防衛戦」=日米共同の東シナ海戦争態勢づくりという、戦慄する事態である。

プロローグ  6  

     ――急ピッチで進む先島―南西諸島の要塞化



第1章 与那国島に開設された沿岸監視部隊  18

    ――果たして与那国にミサイル部隊は配備されないのか?



第2章 自衛隊の新基地建設を阻む石垣島住民  24

    ――駐屯地建設に向けて動き出した中山市長



第3章 急ピッチで駐屯地建設が進む宮古島  32

    ――要塞化する美ら島での住民たちの抵抗



第4章 軍事要塞に変貌する奄美大島  48

    ――陸海空の巨大基地が建設される!



第5章 南西シフトの訓練――事前集積拠点・馬毛島  68

    ――島嶼上陸演習場・米軍FCLP訓練場



第6章 沖縄民衆にも隠されて進む沖縄本島の自衛隊増強  74

    ――空自那覇基地の増強で大事故は必至



第7章 与那国・石垣・宮古・南北大東島の「不沈空母化」 82

    ――ヘリ空母「いずも」改修による本格空母より効率的か?



第8章 沖縄本島への水陸機動団一個連隊の配備  86

     ――在沖米軍基地の全てが自衛隊基地に



第9章 日本型海兵隊・ 水陸機動団の発足  94

    ――「島嶼防衛」不可能を示す「奪回」作戦



第10章 琉球列島弧を全て封鎖する海峡戦争  102

    ――自衛隊兵力の半分を動員する「島嶼防衛戦」



第11章 「動的防衛力」から「統合機動防衛力」へ  106

    ――「南西統合司令部」の創設



第12章 陸上総隊の新編は南西有事態勢づくり  110

    ――軍令独立化による制服組の台頭



第13章 南西諸島への機動展開・動員態勢  112

    ――進行する民間船舶の動員・徴用



第14章 先島諸島などからの戦時治療輸送 116

    ――始まった「統合衛生」態勢づくり



第15章 強化される「島嶼ミサイル戦争」の兵器  120

   ――巡航ミサイル、高速滑空弾、スタンドオフ・ミサイル、イージス・アショア



第16章 北方シフトから南西シフトへ  126

    ――東西冷戦終了後の新たな「脅威」を求めて!



第17章 「東シナ海限定戦争」を想定する「島嶼防衛戦」  130

    ――エアシー・バトル、オフショア・コントロールとは?



第18章 安倍政権の「インド太平洋戦略」とは何か  140

    ――日米豪英仏印の対中包囲網づくり



第19章 先島―南西諸島の「非武装地域宣言」  142 

    ――かつて南西諸島は非武装地域だった



第20章 アジア太平洋戦争下の「島嶼防衛戦」  146

    ――島嶼戦争では日本軍は玉砕全滅、住民は「強制集団死」



第21章 島嶼戦争の現場を歩く  150

小西 誠[コニシマコト]
著・文・その他

内容説明

新基地建設現場220枚の写真、自衛隊の内部資料を駆使して描く、南西諸島の要塞化―島嶼防衛戦=東シナ海戦争の全貌を暴く!

目次

プロローグ―急ピッチで進む先島‐南西諸島の要塞化
与那国島に開設された沿岸監視部隊―果たして与那国にミサイル部隊は配備されないのか?
自衛隊の新基地建設を阻む石垣島住民―駐屯地建設に向けて動き出した中山市長
急ピッチで駐屯地建設が進む宮古島―要塞化する美ら島での住民たちの抵抗
軍事要塞に変貌する奄美大島―陸海空の巨大基地が建設される!
南西シフトの訓練―事前集積拠点・馬毛島―島嶼上陸演習場・米軍FCLP訓練場
沖縄民衆にも隠されて進む沖縄本島の自衛隊増強―空自那覇基地の増強で大事故は必至
与那国・石垣・宮古・南北大東島の「不沈空母化」―ヘリ空母「いずも」改修による本格空母より効率的か?
沖縄本島への水陸機動団一個連隊の配備―在沖米軍基地の全てが自衛隊基地に
日本型海兵隊・水陸機動団の発足―「島嶼防衛」不可能を示す「奪回」作戦〔ほか〕

著者等紹介

小西誠[コニシマコト]
1949年、宮崎県生まれ。航空自衛隊生徒隊第10期生。軍事ジャーナリスト・社会批評社代表。2004年から「自衛官人権ホットライン」を主宰し事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さすらいの雑魚

19
著者は左巻きの元自衛官だが、本作は元本職が自衛隊発の資料やその他原資料を読込み写真や図版を多用し明晰な文章と我々軍ヲタが大好物な軍事用語を駆使し我々軍ヲタが妄想を耕すのに必要な情報を提供する素敵な造りとなっていて、美味い♪総軍半ばの再編を伴う琉球弧状列島防衛計画を批判的に論評されてるが、井上成美の新軍備計画的な島嶼ミサイル要塞化による海峡封鎖って、そんな先鋭的な戦略採用して部内意思の統一は大丈夫?とか島嶼間ミサイル反撃と離島奪還作戦って壮絶!とか、心配しつつ他言無用な禁断の妄想を弄ぶキモヲタがボク♪2021/05/08

さなぎ

1
標的の島を見て以来、自衛隊の南西シフトについて知りたいと思っていたので、そのものズバリの本でした。自衛隊の戦力の詳しい話も多く、ついていけない内容も多かったですが、米軍のエアシーバトルと南西シフトの関係とその背景、そしてウクライナ戦争のおかげで加速する基地整備の関係が理解出来ました。また、制服組が力をつけているということは今まで力がなかった軍部というものが復活してきていて、これがエコシステムとして力を伸ばしてしまうと後戻りできない可能性があるので、それが怖いと感じた。2023/06/06

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