となりの認知症

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となりの認知症

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784906791156
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0012

内容説明

答えのかえってこない、“しじま”と向き合って、どうすれば関係をつくれるのでしょう、どこに心の拠り所を求めればよいのでしょう。舞踊の実験(とつとつダンス)をはじめ、“老い人”や若者たちとの共働によって、沈黙に豊饒な匂いと音を聴き分ける方法を探ります。私たち自身が変わる―「となり」に居る苦しさを、終幕ではなく、新しい経験の場にするために。看護・介護の現場での二十数年におよぶ経験を踏まえて、“その人”に寄り添うとはどういうことかを考えます。

目次

序章 となりの認知症(玉手箱;名札 ほか)
第1章 木陰で老い人の不思議な語りを聴く(半端な知識など邪魔なものはない;心がほどける ほか)
第2章 とつとつダンス(とつとつな音;「伝わらないこと」のおもしろさ ほか)
第3章 「伝わらない」ことの魅力(伝わらないことの豊かさ;ディスコミュニケーションの諸相 ほか)
第4章 介護は感情労働!?(ケアの記述へ;労働と仕事 ほか)

著者等紹介

西川勝[ニシカワマサル]
1957年生まれ。看護師、臨床哲学専攻。現在、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任教授。精神科病棟での見習い看護師を皮切りに、人工血液透析、老人介護施設と職場を移しつつ、二十数年にわたって臨床の現場での経験を積む。その一方で、関西大学の二部、大阪大学大学院文学研究科にて哲学を学び、看護の実際に即してケアのあり方をめぐる哲学的考察を行う。現在は「認知症ケア」にかかわるコミュニケーションの研究・実践を進行中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅんぺい(笑)

1
臨床哲学の西川さん、ということで読んでみたけど、なかなかに読みづらい。いいことをいっているんやろうなぁということはなんとなく感じるけれども、不完全燃焼、というかんじかな。 ディスコミュニケーションを大切にしているところは、さすがは臨床哲学のひと、というところ。2014/12/07

huyukawa

0
「伝わらないこと」に価値を見いだすという視点に驚く。コミュニケーションを考えていたが、現代的な情報伝達以外の素朴なコミュニケーションをもっと考える必要があると感じた。2017/08/17

suechiyan74

0
認知症の人と向き合うという事は、言葉では理解出来ない事の方が、現場で働いていて痛感しますが、この本を読んで見ると「身体」でぶつかることによって分かり合うことも可能ではないのか?という提案を示したものだと思いました。2015/12/21

かわけい

0
認知症はある日突然なるわけではないし、心を失うことでもない。かってできていたことが少しずつできなくなり、現実と記憶と妄想が混在している状態だ。私たちは元気なころの父、母のイメージを重ねてみてしまうので。情けなく思ったりイライラしてつい大きな声をだしたりしてしまう。現実をそのまま受け取るのは難しい。人はそれぞれの半端な知識や思い込みで判断したり理解しようとする。普通の生活の中でも互いの意思を伝達し理解しあうのは家族という濃密な信頼関係の中でもたやすいことではない。認知症の人にどのように接したらいいのか教えて2015/05/27

serizawa

0
人と付き合うということはまず受け入れることから始まる。挨拶さえも拒否されたら何も始めることはできない。互いに認め合い許しあったところから出発する。互いのありがとうは何かを共有したことになる。それぞれの人生を振れ幅のある、柔軟性に富んだ対応ができるものにできるならもっと生きやすくなるはずだ。人間には善悪が同居しているし、合理性から、非合理性まであわせもっている。それらは良いものだけが出てくるわけではない。感情の爆発に負けて人間は普通では考えられないことを平気でやってのける。私たちはコントロールできないものと2015/05/19

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