内容説明
外来の技術ではなく、在地の知恵としての技術と人材を使った農村開発を求めて、十数年に渡って定点観測・調査した共同研究の集大成。
目次
第1部 農村開発とリンクモデル
第2部 リンクモデルの構成要素(マタボールたちと在地の農村開発;ベンガル・デルタの村落形成についての覚え書 ほか)
第3部 農村開発における「技術」(農村水文学;バリ・ビティをとおして見た農村開発 ほか)
第4部 農村研究(コミラ農村の農地流動・労働力・小農経済;村と町のインターアクション ほか)
著者等紹介
海田能宏[カイダヨシヒロ]
1939年生まれ。1967年、京都大学大学院農学研究科博士課程修了。京都大学東南アジア研究センター助手、助教授、教授を経て、現在、京都大学名誉教授。この間、メコン委員会事務局、農水省灌漑排水審議会国際部会委員、国際協力事業団村づくり委員会委員、緑資源公団海外村づくり委員会委員など歴任。専攻は農村開発論
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