目次
第1章 諸国民の富の逆説
第2章 石油収入にまつわる問題
第3章 石油の増加、民主主義の後退
第4章 石油は家父長制を永続させる
第5章 石油が引き起こす暴力
第6章 石油、経済成長、政治制度
第7章 石油に関するよい知らせと悪い知らせ
著者等紹介
ロス,マイケル・L.[ロス,マイケルL.] [Ross,Michael L.]
カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)政治学部教授。プリンストン大学政治学部卒業(博士、1996年)
松尾昌樹[マツオマサキ]
宇都宮大学国際学部准教授。東北大学大学院国際文化研究科博士後期課程修了(博士、2004年)
浜中新吾[ハマナカシンゴ]
龍谷大学法学部教授。神戸大学大学院国際協力研究科博士後期課程修了(博士、2000年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Uzundk
4
斜め読み。降って湧いてくるお金の問題は一部の人がそれを使って全ての権力を掌握できることにあると言うことだと理解した。2017/04/29
ヨシツネ
0
石油の呪いを数量で示している 2017年の論文も読むとより最新の研究がわかる2017/12/17
シンゴジラ
0
★★★★★2017/09/24
ルヴナン
0
浅くて狭い。個々の事例から政治的要因と文化的要因を排除しきれていない。資源の呪いとはよく言われるが、それを石油に限って定量的なデータから一般的な原則を導き出す、ってのは無理筋ではなかろうか。唯一感心したのはモロッコとチュニジアに対するアルジェリアの比較だが、そこにリビアを加えられないのが象徴的な弱点。2018/01/20