可士和式

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  • サイズ B6判/ページ数 165p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784905016021
  • NDC分類 674.04
  • Cコード C0095

目次

第1章 可士和式ブランディング―見えない対象に目鼻立ちを与える。明治学院大学のブランディング。
第2章 広告を解体する広告―マス広告万能の時代は終わった。空気もまた広告のメディアになる。
第3章 クリエイティブの明日―糸井重里から大貫卓也まで、広告革新の波は10年単位でやってくる。
付章 佐藤可士和ロングインタビュー 島森路子(インタビュアー)―ユニークなクリエイティブ遍歴をとおして、その実像と可能性を追う。

著者等紹介

天野祐吉[アマノユウキチ]
編集者・コラムニスト。1933年東京生まれ。創元社、博報堂などを経てプロダクション「マドラ」の設立に参加。1979年4月「広告批評」創刊。1989年に「広告批評」の編集長を島森路子に譲り、マスコミを対象にした評論活動に。2009年「広告批評」終刊後、「天野祐吉作業室」を設立

佐藤可士和[サトウカシワ]
アートディレクター、クリエイティブディレクター。1965年東京生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。博報堂を経て「SAMURAI」設立。国立新美術館のシンボルマークデザイン、ユニクロ、楽天グループ、グローブライドなどのクリエイティブディレクション、NHK教育テレビ『えいごであそぼ』のキャラクターデザインと番組アートディレクション、幼稚園のプロデュースなどを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mochi

6
天野さんと可士和さんの対談。明治学院大学のロゴ制作やブランディング秘話が面白かった。可士和さんは徹底的にトップや組織に属している人の話を聴く。そしてどういう方向性でやっていくか考えている。組織というのは大人数なので、軸がぶれやすい。だから、それを軌道修正しないといけない、といのも印象的。海外では企業に専属のデザイナーがいるのが当たり前という国もあるようだ。日本はそういうのをあまり耳にしたことがない。デザインがもっと身近で当たり前になっていくと良い。彼自身、サステナブルについてどう考えているのか気になった。2021/04/24

アコ

6
濃厚なP165だった。天野祐吉さんとの対談による三章+島森路子さんをインタビュアーとする付章構成。天野さんの軽快ながらズバズバ切り込むリードにて本音だらけの対談集になったのがよい。かねてから気になっていた明治学院大ブランディングの詳細を知れたのがいちばんの収穫。糸井重里・川崎徹・仲畑貴志から大貫卓也・佐藤雅彦、そして佐藤可士和。そうした広告業界先駆者の流れがわかりよく描かれている。彼らのように広告という媒体から本気で世界を変えようと思う心、これを持つ日本人がこうして確実にいることは幸せなこと。2015/04/08

TAKAMI

0
天野祐吉さん、プロフィール見たらもう80歳くらいなのにめちゃくちゃイケてるな。この本では、2人の対談を通してぷプロジェクトからではない目線で「可士和式」を感じることができる。本書を読んで、可士和さんは「超整理術」で述べられていたようなとてもロジカルなところとは別に、すごくフィジカルな感覚を大切にしているのだと感じられた。共感や驚きのために、身体感覚を磨こう。2014/02/28

Twin*

0
この人の手がけた仕事の大きさに本当に脱帽しました。 一方で私は理詰めのデザインを研究、実践していきたいし、また最初から選択肢を削る事と余分な枝葉を切り落とす事は、同じシンプルでも結果が違うと考えるので、まだまだ感覚より勉強を重ねていきます。 後、この人は経歴と自分をプレゼンする技術にも長けていると思います。 考え方は視野が広がりました。自分は自分で、自分を見失わず頑張っていこうと思います。 ビジョンが大事!2013/04/29

aizum

0
ツッコマビリティの話がおもしろかった2012/12/24

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