内容説明
1995年のビッグバン以来、グローバル標準経営として日本企業に知らぬ間に広く深く浸透している「費用対効果追求の究極技術」「20世紀型MBAの意識と行動」。その限界と副作用を解剖し、新たな企業経営とマネジメントの要件を提起する。人類未踏のポスト高度成長時代に、悩める先進社会と企業経営の在り方を問う解体新書。
目次
序章 MBAと日本社会の知られていない親密関係
第1章 日本社会からの3つの疑問
第2章 米国社会からの8つの警鐘
第3章 学習能力を認知する
第4章 管理能力を制御する
第5章 管理能力の限界で学習能力を実践する
著者等紹介
大中忠夫[オオナカタダオ]
名古屋商科大学大学院教授。(株)グローバル・マネジメント・ネットワークス代表取締役社長。三菱商事、GE横河メディカル、PwC(プライスウォーターハウスクーパース)コンサルタント・ディレクター、ヒューイット・アソシエイツ日本法人代表を経て、現職。1995年以来、主に組織経営リーダーシップおよび創造変革ビジョン設計に関する企業マネジメント研修に従事。東京大学工学部原子力工学科卒、カーネギーメロン大学経営管理修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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