内容説明
よい学校とは、問題のない学校ではない。問題を共有している学校である。カリキュラムや授業や学びについての最新の研究の成果をわかりやすく提示するとともに、学校改革における論争的な課題についても提起し、読者の皆さんが教育の事実の認識を深め、さまざまな教育問題に対する思索を深める基礎を提供しています。
目次
授業と学びの世界へ
変貌する教室
授業の様式
授業の歴史(欧米;日本)
学びの創造
協同的な学び
教室のジレンマ
授業のデザイン
授業の評価
授業の研究(分析の方法;言語と社会)
カリキュラムと単元の構成
専門家としての教師
改革の展望
著者等紹介
佐藤学[サトウマナブ]
東京大学大学院教育学研究科教授。教育学博士(東京大学)。全米教育アカデミー(NEA)会員。日本学術会議会員。日本教育学会前会長。アメリカ教育学会(AERA)名誉会員。1951年広島県に生まれる。75年東京教育大学教育学部教育学科卒業。80年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。83年三重大学教育学部助教授。88年東京大学教育学部助教授。97年東京大学大学院教育学研究科教授。98年放送大学客員教授(2007年まで)。2001年エル・コレヒオ・デ・メヒコ招聘教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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