植民地期朝鮮の知識人と民衆―植民地近代性論批判

植民地期朝鮮の知識人と民衆―植民地近代性論批判

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  • サイズ A5判/ページ数 313,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784903426198
  • NDC分類 221.06
  • Cコード C3022

出版社内容情報

「日本植民地期の朝鮮では、植民地権力のヘゲモニーのもとで人々の同意・協力が形成され、規律訓練化により、多くの人々が"近代″を内面化していた」。このような"植民地近代性論″は果たして有効なのか? その声を史料に容易に残さない民衆の姿や生き様を、様々な史料を駆使しつつ、また知識人が残した記録・言説を批判的に読み解く中で明らかにし、新たな植民地近代像を提示する。

序 論
第一章 植民地近代性論批判
第二章 朝鮮人懶惰論の形成
第三章 朝鮮人の労働観とその植民地的展開
第四章 異端と民衆の排除―天道教の事例から―
第五章 民衆の暴力と公論
第六章 農村振興運動と民衆
第七章 日本帝国の膨張と知識人
第八章 戦時動員体制と民衆
第九章 在日朝鮮人にとっての民族と生活
第十章 解放直後の在日朝鮮人
結 論

内容説明

「日本植民地期の朝鮮では、植民地権力のヘゲモニーのもとで人々の同意・協力が形成され、規律訓練化により、多くの人々が“近代”を内面化していた」。このような“植民地近代性論”は果たして有効なのか?その声を容易に残さない民衆の姿や生き様について、様々な史料を駆使しつつ、また知識人が残した記録・言説を批判的に読み解く中で明らかにし、新たな植民地近代像を提示する。

目次

第1章 植民地近代性論批判
第2章 朝鮮人懶惰論の形成
第3章 朝鮮人の労働観とその植民地的展開
第4章 異端と民衆の排除―天道教の事例から
第5章 民衆の暴力と公論
第6章 農村振興運動と民衆
第7章 日本帝国の膨張と知識人
第8章 戦時動員体制と民衆
第9章 在日朝鮮人にとっての民族と生活
第10章 解放直後の在日朝鮮人

著者等紹介

趙景達[チョキョンダル]
1954年生まれ、中央大学文学部卒業、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程退学。現在、千葉大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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usoki

1
学術書とは思えない、スリリングな面白さ!これから自分の人間観に影響を与え続けるだろう。2010/03/07

陽香

0
200812302012/03/21

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