ソーシャルワークマインド―障害者相談支援の現場から

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ソーシャルワークマインド―障害者相談支援の現場から

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784902381399
  • NDC分類 369.27
  • Cコード C3036

出版社内容情報

相談支援員の仕事につき、援助技術に基づいた技法、ケースワークを通して生み出す社会資源、コンサルテーションの力などについて、…さまざまな障害を抱える人々のために、相談支援員はどう仕事を進めたらよいか。

援助技術に基づいた技法、ケースワークを通して生み出す社会資源、コンサルテーションの力などについて、多くの事例を通してお伝えします。

第1章 障害福祉の現場から見た当事者や家族が抱える課題

 1「障害者」は特別な人ではない 

 (1)自分の中の「偏見」

 (2)言葉以外のコミュニケーション 

 2「障害受容」の難しさと生きづらさ

 (1)自分の「障害」を受け止めるということ 

 (2)「生きづらさ」を決めるもの

 3守られない「人権」

 (1)家族、社会から侵害される人権

 (2)善意の支援者から侵害される人権

 4親亡き後問題

 (1)「この子より一日でも長生きしたい」親の願い

 (2)地域で暮らすことを選べない

 (3)親のケアマネジャーからつながる在宅障害者支援

 5家族の苦悩

 (1)重度心身障害児の親

 (2)夫が、妻が、障害者になった

 (3)親亡き後の兄弟姉妹

 (4)障害者の親をもつ子ども

 (5)時代格差

 6「二次障害」という問題

 (1)大人の二次障害

 (2)子どもの「二次障害」

第2章 相談支援で大切にしたいこと

 1その人の生き方に寄り添う支援

 (1)信頼関係の構築と援助技術に基づいた技法 

 (2)インテークにおける五感と敬意

 2福祉の「プロ」として「真のニーズ」を見極める

 (1)入所施設を選ばない生き方

 3自己決定とセーフティーネット

 (1)同じ就職活動をくり返す人

 (2)「自分らしさ」を支援する

 4権利擁護

 (1)法律を活用するのは人である

 (2)アドボカシー(代弁者)としての機能と専門機関との連携

 (3)選ぶ力のエンパワメントと成年後見制度

 (4)障害者差別解消法

 5残された課題が地域をつくる

 (1)「残された」課題に気づく支援者と気づかない支援者

第3章 新しい社会資源の創設という役割

 1ケースワークを通して生み出す社会資源

 (1)社会資源とは何か

 (2)支援ネットワークという社会資源  

 2「残された課題」から生まれる地域課題が新しい社会資源をつくる

 (1)見逃さない力とつなぎ合わせていく力

 (2)施設入所者の相談支援から見えてきた地域課題とその実践

 3計画相談支援の意味

 (1)サービス支給の手続きではない

 (2)プログラムは目的達成のための手段である

 4旗振り役の自立支援協議会

 (1)ケースワークとソーシャルワークはつながっている

 (2)一人ひとりの願いから生まれる課題への取り組み

第4章 バーンアウトしないための私の原動力と支え

 1「支援者」もまた支援を必要としている 

 2スーパービジョンとピアスーパービジョン

 (1)スーパービジョン

 (2)ピアスーパービジョン

 3コンサルテーションの力

 (1)研修に参加し、自分のネットワークを広げていく

 (2)私を支えた言葉

 4相談者からの贈り物

第5章 相談支援に必要な視点 

 1ソーシャルインクルージョン 

 2「つなぐ」という視点

 3支援者の願いともう一つの大切な視点

 4私のソーシャルワークマインド

山下 香[ヤマシタ カオリ]
著・文・その他

内容説明

事例からみえる相談支援のありかた。AIには変われない相談支援の仕事において、大切なことは何か。援助技術に基づいた技法、ケースワークを通して生み出す社会資源、コンサルテーションの力―など、事例を通して解説。

目次

第1章 障害福祉の現場から見た当事者や家族が抱える課題(「障害者」は特別な人ではない;「障害受容」の難しさと生きづらさ ほか)
第2章 相談支援で大切にしたいこと(その人の生き方に寄り添う支援;福祉の「プロ」として「真のニーズ」を見極める ほか)
第3章 新しい社会資源の創設という役割(ケースワークを通して生み出す社会資源;「残された課題」から生まれる地域課題が新しい社会資源をつくる ほか)
第4章 バーンアウトしないための私の原動力と支え(「支援者」もまた支援を必要としている;スーパービジョンとピアスーパービジョン ほか)
第5章 相談支援に必要な視点(ソーシャルインクルージョン;「つなぐ」という視点 ほか)

著者等紹介

山下香[ヤマシタカオリ]
1989年武庫川女子大学文学部教育学科初等教育専攻卒業。知的障害者通所施設、精神障害者通所施設を経て相談支援事業所に勤務し、現在障害者相談支援専門員。2018年より神戸学院大学総合リハビリテーション学部非常勤講師。介護支援専門員、社会福祉士、精神保健福祉士、障害者相談支援専門員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koji Takahashi

9
【ソーシャルワークは必要な仕事】 社会福祉士、精神保健福祉士の資格を取得し、障がい者支援の仕事をすることを目指す人には是非読んで欲しい! 支援を続けている中でも「残された課題」がある。 「困ったままになっていること」が次のテーマになる。 それを本人と一緒に考え、人脈を広げ、社会資源と繋がる、もしくは社会資源を創設するのがソーシャルワークなのだ。 2019/01/05

saiikitogohu

1
「権利擁護とは、その人がその人らしく当たり前に暮らす権利を守ることです」3「支援者は、自分が良かれと思ったプランを提案したのですが、それがEさんにとっては押し付けだった。これを私は「善意の権利侵害」と呼んでいます。なぜ食費がないのを聞くことも大切です。しかし、本来ならば、Eさん自身がどんな暮らしがしたいのかを聞かなければならないと思います」38「…日本は精神科病院の長期入院解消に向けて、3ヶ月以上の入院患者の医療費(レセプト)が下がる見直しをしました」49「日本には約七万人の長期入院患者がいる」502020/05/20

あつし

1
相談支援専門員である著者の実体験から湧き出てくるものを書き留めた一冊。 相談員として私も日々働いているが、抱えている課題はどこも同じなのだと理解した。一方で、「善意の権利侵害」「パッチワーク支援」等、自身の取り組みについて反省するところもあり、今日からの業務に活かそうと思えた。 本書を読むことで、振り返りになるとともに、迷った時はまたこの本に戻ってこよう。相談員自身にもモニタリングは必要である。 ソーシャルワークに終わりはないのだと実感した時間であった。2019/03/28

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