司修のえものがたり

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司修のえものがたり

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  • サイズ B5判/ページ数 168p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784901510974
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0471

出版社内容情報

それぞれの絵本によってまったく異なる表情をみせる司修の作品世界。5つのテーマで原画を紹介し、落合恵子・角田光代・川上未映子・小池昌代、鴻池朋子の各氏が、お気に入りの“司修のえものがたり”についてのエッセイを寄稿する。

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ひとりの人物が生み出したとは思えないほど、それぞれの絵本によってまったく異なる表情をみせる司修の作品世界。

5つのテーマで油彩、水彩、版画、CGなどの原画を紹介し、落合恵子・角田光代・川上未映子・小池昌代、鴻池朋子の各氏が、お気に入りの“司修のえものがたり”についてのエッセイを寄稿する。

群馬県立近代美術館にて催される展覧会、~司修のえものがたり-絵本原画の世界-~(2011/4/23~6/19)の図録を兼ねた「司修の絵本ガイド」。

<目次より>

1 絵本のサーカス

おとうさんだいすき/ひかりのゆびわ/かぐ、あじわう/しろいことり/ネコネコ大サーカス/幸福を求めて/

2 賢治の絵本
注文の多い料理店/オツベルとぞう/セロひきのゴーシュ/どんぐりと山猫/雁の童子/賢治 アサヒグラフ/銀河鉄道の夜

3 日本のおはなし
河原にできた中世の町/雪の夜の幻想/おばあのものがたり

4 外国のおはなし
みにくいあひるのこ/IN THE FARMYARD/UNDER THE GROUND/ろくわのはくちょう/Tom Tit Tot&The Three Silles/はくちょうのみずうみ/ゆきのじょうおう/ナイチンゲール/山をはこんだ九ひきの竜

5 絵本の戦争
野の花は生きる/まちんと/ぼうさまになったからす/


司修インタビュー
僕はこんなふうに絵本を描いてきた

年譜
絵本リスト

エッセイ
小池昌代 ― 土色クレヨン
川上未映子― 司修のいるところ
鴻池朋子 ― 河原にて、また会いましょう
角田光代 ― 静けさと激しさは矛盾しない
落合恵子 ― 過去にはならない過去と現在と未来を結ぶ

【著者紹介】
司修(つかさ おさむ)

画家・作家。1936年、前橋市生まれ。
中学卒業後、独学で油絵や版画を学び、幻想的な世界を表現する作品を数多く発表。
1964年、主体美術協会設立に参加。また絵画のみならず、本の挿絵や装幀、絵本制作、
小説、批評など幅広いジャンルで活躍する。現在、法政大学名誉教授。

絵本に、
『セロひきのゴーシュ』(文・宮沢賢治、冨山房)
『はなのゆびわ』(文・川村たかし、サンリード、小学館児童出版文化賞)
『河原にできた中世の町』(文・網野善彦、岩波書店、産経児童出版文化賞)
『まちんと』(文・松谷みよ子、偕成社)ほか多数。

小説に、
『影について』(講談社、川端康成文学賞)
『ブロンズの地中海』(集英社、毎日芸術賞)など。

エッセイ・批評に、
『風船乗りの夢』(小沢書店、小学館絵画賞)
『戦争と美術』(岩波書店)などがある。

埴谷雄高、三浦哲郎、大江健三郎ほか現代文学の装丁家としても著名で
『金子光晴全集』の装丁で講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。

目次

1 絵本のサーカス
2 賢治の絵本
3 日本のおはなし
4 外国のおはなし
5 絵本の戦争
司修インタビュー 僕はこんなふうに絵本を描いてきた

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

amaneshino

2
寡分にしてこの絵作家のことは知らなかったのだけど、多分、子供の頃読んでいたら、となぜか思わずにはいられない。この表紙の子ぐらいの年齢くらいの頃は、百科事典とまだチェコスロバキアが一緒だった国旗の本を飽きることなく眺めてた変な子供だったそうだから。その本の中では、世界をありのままに飛び回れても、『はやく来ーいと笑いながら、言葉にかかわるすべての意識を子供みたいに笑いながら待ってくれてるようなそんな』場所じゃなかった。言葉にならない不自由さも、絵をなぞれば忘れてしまう。その優しさが泣きたいぐらい嬉しくなる。2011/07/23

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