議会に風穴をあけたやつら - 北海道の元気な地方議員たち

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議会に風穴をあけたやつら - 北海道の元気な地方議員たち

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  • サイズ 46判/ページ数 203p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784900541672
  • NDC分類 318.411
  • Cコード C0095

出版社内容情報

本書に登場する地方議員たちは、地域に根を張り、地方で暮らす人々を元気にしたいと頑張ってきた。その活動は、停滞する地方自治に新風を吹き込み、新たなエネルギーを生み出そうとしている。そうした北海道を活性化させる“元気な”地方議員たち10人の姿を、長年にわたって取材を続けてきた著者が、その人となりから今後の可能性までを活写。地方自治の現状をリアルに伝えながら、道内はもちろん全国の地方で暮らす人々に未来への希望を灯す、異色のルポルタージュ。

「地方議会に風穴をあけることなしに日本の地方自治は充実強化できない。
本書は、風となって議会改革に挑戦した『頼もしくも、すごい奴ら』を活写している」
東京大学名誉教授 大森 彌

 第1章 議員を志す時

25歳でトップ当選した無名の新人 [室蘭市議会議員 青山 剛]

25歳の新人議員の誕生
市町村議会議員になる人たち
全国一未熟な選挙
何かが変わった
まさかのトップ当選
議員の肩書きを得て
市町村議会議員とは?
市議会議員の仕事は何か

*DATA FILE①
■データで見る北海道内の市町村議会議員
■若手議員

主婦が下した合併是非の判断 [南幌町議会議員 菅原 文子]

住民の代表として…
たんぼの真ん中で南幌を学ぶ
合併是非の判断材料
市町村合併議論の中心課題
新人議員が出した結論
新人議員が討論に立つ

*DATA FILE②
■女性議員


 第2章 市民派議員の反乱とチャレンジ

政治に金はかからない [石狩市議会議員 和田 順義]

政争の町に一石
選挙費用3万円
民度を測った選挙
選挙とカネ
議員の感度

よそ者に集まった期待 [追分町議会議員 小路 健男]

よそ者の新規就農者
企業城下町で生まれて
軽トラックに幌をかけて
町議会議員に立候補
孤立無援と思ったが…
「熨斗を外すから」
町議会議員になって…
合併協議会委員として
町議会議員でいること

同僚議員に“宇宙人”と呼ばれながら [蘭越町議会議員 熊谷 雅幸]

ふるさとにUターン
町のためになることとは
町営住宅に住む町議会議員
都市部と田舎の情報格差
宇宙人と呼ばれて

*DATA FILE③
■20代議員は増えたものの

 第3章 議員活動の迷いと壁

一匹狼を貫く名寄のハマコー [名寄市議会議員 渡辺 正尚]

あなたが選挙に出るなら私は家を出る
マラソン選手と市民が競走
北の天文字焼き
「市議選に出ないか!」
最も苦労したのは…
迷惑が…
一匹狼を貫く

まっすぐな活動を続ける南幌町の森田健作 [南幌町議会議員 佐藤 正一]

農村の2世議員
新しいタイプの農家議員
「食」をテーマに議員活動
一般質問「給食に地元米を!」
南幌町議会の森田健作
自校炊飯

*DATA FILE④
■議員の職業

正しいお金の使い方を探り続けて [北広島市議会議員 野村 幸宏]

動機は単純だが純粋だった
ひたすら歩く日々
前例の壁、議会の閉鎖性
前例の壁、視察旅行
ひとり会派から最大会派へ
調査旅行は温泉旅行
お金の使い方の見直し
政務調査費で…
ちょっとまじめな勉強会
議員のお金の使い方

*DATA FILE⑤
■市町村議会議員の議員報酬

 第4章 議員の理想像

町村議会議員の理想型 [下川町議会議員 谷 一之]

劣等感
町議会議員としての谷一之
かつての町村議会議員
あえて政務調査費を増やす
多くの人々の幸せのため
1枚の写真と3行の文
町の経済への貢献
下川のため
まちづくりのコツ
人を育てる

不正と戦い続けて [喜茂別町長 菅原 章嗣]

いい町をつくることができると…
バブルが生み出した歪み
持ち上がった美術館の建設計画
隠蔽体質の極み
全国初、議会の情報公開条例制定
議会の限界
民間の発想と武士の商法
行政事業の検証法
完成してしまった美術館
涙を飲んだ最初の町長選
晴れ晴れとした表情
わずか3年で…
55億円が実は1億円
再びの町長選挙
町長として

この本で取り上げる人たちは、中央に「ヒト」「カネ」「モノ」が吸い上げられる構造の中で、地方に根を張り、地方で生き、地方で暮らす人たちを幸せにしようと、市町村議会議員として努力し続けている人たちだ。(中略)彼らの活動の多くは、まちがいなく全国の市町村議会議員のお手本となる。(本書「はじめに」より)

「愛する北海道を何とかしたい!」と北海道の地方自治体に活力を与える活動を続ける、10人の議員たちの姿を記録した本書は、地方自治やまちづくりをテーマに長年取材を続けてきた著者が、彼らと同じ目線に立って描いたルポルタージュです。その人となりから今後の可能性にまで言及した内容は、一人一人の議員と腹を割って付き合ってきた著者だからこそ書き得たものに違いありません。彼らの飾らない肉声から伝わる、自分の暮らす町や村をより良くしたいという願いに共感を覚えると同時に、その溌剌とした活動ぶりを知ることで、“地方議員”という仕事への興味がかきたてられるはずです。

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