内容説明
研究者が案内するアンコール・ワット。「ここを見てほしい」「こんなことを考えながら歩いてほしい」アンコール遺跡を何倍を楽しむ本。
目次
アンコール王朝史の解明
碑文・王朝年代記が語る歴史の実相
遺跡に残る痕跡が語る
遺跡の悲鳴を聴く
土を読む―バンテアイ・クデイ寺院跡の発掘調査から
遺跡の図面を読み解く
仏像埋納坑を読む
アンコール・ワットの建築技術と修復
石を読む―アンコール・ワット西参道から
アンコール王朝と陶器
ヨーロッパからアンコールを読む
『真臘風土記』を読む
宇宙観を読む
バイヨン様式の観世音菩薩像を読む
アンコール遺跡と地域社会
マス・ツーリズムとエコ・ツーリズム
著者等紹介
石澤良昭[イシザワヨシアキ]
1937年生まれ。上智大学外国語学部卒業。専攻:東南アジア史(特にアンコール王朝時代の碑刻学)。上智大学学長。アンコール遺跡国際調査団団長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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