ベトナムと日本―国交正常化への道

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  • サイズ A5判/ページ数 217p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784897721811
  • NDC分類 319.231
  • Cコード C0036

内容説明

日本とベトナムとの友好関係は、歴史の負の遺産を乗り越える困難な努力を経て築き上げられた。さらにその後もカンボジア問題と米中によるベトナムいじめ、難民問題など日本外交の真価が問われた。外交当事者が今語る裏面史と未来への教訓。

目次

第1章 ベトナムおよびベトナム人
第2章 フランスのインドシナ征服
第3章 日本による「仏印処理」
第4章 第一次および第二次ベトナム戦争と日本
第5章 パリでの日越国交正常化交渉
第6章 ヴィエンチャンでの未解決の諸問題をめぐる交渉
第7章 ハノイ日本大使館の開設と「賠償」問題の決着
第8章 特命全権大使交換へ
第9章 ベトナム難民の流出入と日本
第10章 カンボジア問題とベトナム、日本
終章 これからの日本外交への期待

著者等紹介

今川幸雄[イマガワユキオ]
1932年生まれ。1955年、早稲田大学政経学部卒業。1956年、外務省入省。1957~65年、カンボジア。1969~73年、フランス。1973~75年、ラオス兼ベトナム民主共和国(臨時代理大使)。1975~76年、ベトナム民主共和国。1979~82年、外務省アジア局難民問題対策室長。1982~85年、アルジェリア。1985~88年、マルセイユ(総領事)。1988~89年、フランス(公使)。1989~91年、タイ(公使)。1991~92年、カンボジアSNC担当大使。1992~96年、駐カンボジア大使。1996年、外務省退官。現在、関東学園大学教授。上智大学客員教授。日本クメール学研究会会長。外務省改革の「変える会」委員
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