藤森照信の茶室学―日本の極小空間の謎

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784897377049
  • NDC分類 521.86
  • Cコード C3052

内容説明

建築史家にして建築家の藤森照信が縦横無尽に、日本の極小空間=茶室に迫った。自ら国内外の茶室を手掛ける著者が書き下ろした渾身の力作。

目次

第1章 茶室に目覚めたわけ
第2章 日本の茶室のはじまり
第3章 利休の茶室
第4章 利休の後
第5章 建築家の茶室
第6章 戦後の茶室と極小空間
第7章 茶室談義・磯崎新に聞く だから、茶室はやめられない

著者等紹介

藤森照信[フジモリテルノブ]
1946年、長野県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。専攻は近代建築、都市計画史。東京大学名誉教授。工学院大学教授。86年、赤瀬川原平、南伸坊らと路上観察学会を結成し、『建築探偵の冒険・東京篇』を刊行(サントリー学芸賞受賞)。91年、「神長官守矢史料館」で建築家としてデビュー。97年、「赤瀬川原平邸に示されたゆとりとぬくもりの空間創出」で日本芸術大賞、98年、日本近代の都市・建築史の研究(『明治の東京計画』および『日本の近代建築』)で日本建築学会賞(論文)、2001年、「熊本県立農業大学校学生寮」で日本建築学会賞(作品賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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