電気泳動なるほどQ&A―今さら聞けない基礎知識+原理を学んでトラブル解決!

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  • サイズ B5判/ページ数 249p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784897068893
  • NDC分類 492.18
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 泳動のバンドの形が変!ゲルが固まらない!など,電気泳動にまつわるさまざまなトラブルをQ&A方式で解決!もう泳動で失敗したくない方は必読!
原理やポイントを実験操作の流れに沿ってわかりやすく解説しているので,これから初めて電気泳動を行う方にもおすすめです.    

《目次》
1章 電気泳動を使う前のQ&A
1 電気泳動とはどんな実験法ですか?◇大藤道衛
2 電気泳動を利用して何ができるのですか?◇大藤道衛
3 どうして電気泳動にはゲルを用いるのですか?◇大藤道衛
4 電気泳動で分子のどのような情報が得られるのですか?◇大藤道衛


10 電気泳動後に分子を検出する方法は? また感度の違いはありますか?◇大藤道衛
2章 基礎知識のQ&A
11 電気泳動を始めるにあたって用意すべきもの,滅菌すべきものは何ですか?◇中田宣之
12 電気泳動実験で危険な試薬はありますか?◇八田幸憲
13 ゲルの種類の選択や設置方法(水平/垂直に設置)は何で決まるのですか?◇中田宣之


18 PAGEでのゲル濃度の%Tと%Cって何ですか?◇大藤道衛
19 免疫化学的検出やハイブリダイゼーションの前に,なぜゲルから膜に転写するのですか?
◇大藤道衛
3章 緩衝液・ゲルの作製のQ&A
20 ゲル濃度は,どのように決めればよいのですか?◇大藤道衛
21 アガロースゲルをうまく作製するコツはありますか?◇八田幸憲
22 アガロースゲル電気泳動では,どのような緩衝液を使用したらよいのですか?◇八田幸憲


28 PAGE用の既製ゲルを用いる利点は何ですか?◇手塚静雄
29 DGGEのゲルをうまく作製するコツはありますか?◇八田幸憲
30 SSCPのゲルをうまく作製するコツはありますか?◇大藤道衛
4章 サンプル調製と泳動のQ&A
31 電気泳動を行う際の標準的なサンプル量や濃度はどのくらいですか?◇中田宣之
32 タンパク質サンプルの調製で注意すべきことは何ですか?◇中田宣之
33 SDS-PAGEのサンプルバッファーの保存で注意することは何ですか?◇手塚静雄
34 タンパク質の泳動中に分離状態を見ることはできませんか?◇安達 伸


43 泳動中にガラス板が割れてしまいました.原因は何でしょうか?◇手塚静雄
44 泳動が異常に速く分離できないことや,逆に異常に遅い場合があります.◇伊藤 聡


50 IPGストリップを用いた二次元電気泳動で横方向にスジが見られます.
どうしたらよいでしょうか?◇安達 伸
51 IPGストリップを用いた二次元電気泳動で縦方向にスジが見られます.
どうしたらよいでしょうか?◇安達 伸
5章 ブロッティングのQ&A
52 サザン・ノーザン・ウエスタンブロッティングに用いるメンブレンとして
適切なものは何ですか?◇伊藤 聡
53 ナイロンメンブレンに核酸を転写する時,UVの照射はなぜ必要ですか?◇伊藤 聡


59 ブロッティング中に発熱があり,高温になります.どうしたらよいでしょうか?◇安達 伸
60 サザン・ノーザンブロッティングでの転写効率のよい方法は何ですか?◇伊藤 聡
6章 検出方法のQ&A
61 CBB染色は,固定の必要は本当にあるのでしょうか? また,染色後,脱色しなけれ ばい けないのですか?◇中田宣之
62 CBB染色し脱色を行ったのですが,ゲルの表面に不均一な汚れが生じました.これは何 でしょうか?◇中田宣之
63 染色液・脱色液の量はゲルが浸るくらいでよいでしょうか?◇中田宣之


73 カッパーステインのバンドの出方が悪いのですが,コツはありますか?◇伊藤 聡,大藤道衛
74 SYPRO Orangeの感度が悪いのですが? ◇八田幸憲
75 イムノブロッティングの検出にはどのような方法がありますか?◇手塚静雄


81 ゲルからタンパク質を抽出したいのですが,うまくとれません.コツは何ですか?◇伊藤 聡
82 二次元電気泳動終了後,スポットを質量分析したいのですが,どのくらいの量が必要 ですか? また,染色後に質量分析できますか?◇中田宣之

内容説明

バイオ実験初心者が電気泳動実験に取り組んだ際によく遭遇するQ&Aを通じ、電気泳動実験の原理と勘所を解説。

目次

基本編(電気泳動を使う前のQ&A;基礎知識のQ&A)
実践編(緩衝液・ゲルの作製のQ&A;サンプル調製と泳動のQ&A;ブロッティングのQ&A;検出方法のQ&A)
付録

著者等紹介

大藤道衛[オオトウミチエイ]
東京テクニカルカレッジ・バイオテクノロジー科講師。1980年千葉大学園芸学部農芸化学科卒業、医学博士。製薬企業勤務の後、1988年より現職(東京農工大学農学部応用生物科学科非常勤講師・工学院大学機械工学科非常勤講師)。研究分野はDNA診断技術の開発・改良、遺伝子教育教材の開発と普及
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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