分子生物学講義中継〈Part2〉細胞の増殖とシグナル伝達の細胞生物学を学ぼう

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分子生物学講義中継〈Part2〉細胞の増殖とシグナル伝達の細胞生物学を学ぼう

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  • サイズ B5判/ページ数 161p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784897068763
  • NDC分類 464.1
  • Cコード C3045

出版社内容情報

《内容》 学生から教授にまで大好評で「続きはまだ?」のリクエストが多いベストセラーのPart2がついに発行!
生物学的背景から最新の分子生物学までを,著者独特の視点と親しみやすい語り口で講義します.Part2では,細胞増殖を例に,シグナルの授受から性質の変化が起こるまでをわかりやすく解説!    

《目次》
1日目 生き物らしさを支えるシグナル伝達
I.シグナル伝達とは?
1.刺激に対する応答は生物の特徴/2.何が生物として特徴的なのだろう/3.個体における刺激の受容とシグナル伝達/4.細胞におけるシグナル伝達
II.代表的な細胞内シグナル伝達系
1.チロシンキナーゼ型受容体/2.7回膜貫通型受容体/3.イオンチャネル型受容体/4.核内受容体
III.視覚という1つの例
1.桿体細胞と錐体細胞/2.光受容体はロドプシン/3.膜の興奮
2日目 細胞間のシグナルを伝達する因子
I.細胞間のシグナルを伝達する因子はたくさんある
II.サイトカインというもの
1.リガンドとしてのサイトカイン類/2.サイトカイン受容体とシグナル伝達/3.増殖因子ファミリー
3日目 シグナル伝達の流れを細胞増殖を例に理解する
I.ヒト体内細胞の増殖
1.生理的再生系組織(physiologically renewal system)/2.条件再生系組織(conditionally renewal system)/3.非再生系組織(non-renewal system)
II.増殖因子受容体からの細胞内シグナル伝達
1.受容体の活性化/2.Gタンパク質の活性化/3.MAPKカスケード/4.イノシトールリン脂質の変化/5.PI3Kの活性化/6.シグナルを負に制御するもの/7.転写活性化/8.DNA合成までに起きること
ここまでのまとめ
1.一通り筋書きを追いかけたけれども/2.増殖因子は同じでも下流シグナルは同じとは限らない

4日目 細胞をとりまく環境~細胞接着と細胞骨格
I.細胞接着
1.多細胞生物では増殖抑制状態が基本/2.体内の組織を分類する/3.支持組織の特徴は細胞間基質が多いこと/4.上皮組織の特徴はタイトに接着していること/5.線維芽細胞だって基質の中でふわふわ浮いているわけではない/6.基質分子の受容体インテグリンファミリー/7.互いによく接着している細胞は増殖に抵抗する/8.基質との接着は増殖調節に重要である/9.細胞接着の制御とシグナル
II.細胞骨格
1.微小管/2.アクチン線維/3.中間径線維
5日目 細胞周期を1廻りする
I.細胞周期概論
1.細胞周期とは/2.細胞周期進行を司る分子群
II.細胞周期の各期で起きること
1.G1期からS期への進行で起きること/2.S期で起きること/3.G2期からM期への進行で起きること/4.M期で起きること
6日目 細胞周期の制御と監視
I.タンパク質分解の重要性
1.ユビキチンとユビキチン化酵素群/2.プロテアソーム
II.細胞周期の監視点
1.G1期チェックポイント/2.S期チェックポイント/3.G2期チェックポイント/4.M期(スピンドル)チェックポイント/5.細胞周期はドミノ倒しではなくcheck and goだ/6.G1期やG2期は必要なのだろうか
III.細胞増殖制御の全体像と研究の進め方
1.細部にわたって研究が進んでいるところ/2.研究が進んでいないところ
【コラム】
微弱な信号を受信し変換する能力1~音を聞き分けるということ
微弱な信号を受信し変換する能力2~サイコキネシスの可能性
微弱な信号を受信し変換する能力3~テレパシーの可能性
組織まで知らなくてもいいんじゃない?
パーキンソン病の原因遺伝子もユビキチンリガーゼ
どこでどういう研究をするか
problem solver と problem finder
他,多数

内容説明

シグナルを受けてから細胞の性質が変わるまでに、細胞の中で実際には何が起こっているのだろう?教科書だけじゃ足りない絶対必要な生物学的背景から最新の分子生物学まで、楽しくわかる。

目次

1日目 生き物らしさを支えるシグナル伝達
2日目 細胞間のシグナルを伝達する因子
3日目 シグナル伝達の流れを細胞増殖を例に理解する
4日目 細胞をとりまく環境―細胞接着と細胞骨格
5日目 細胞周期を1廻りする
6日目 細胞周期の制御と監視

著者等紹介

井出利憲[イデトシノリ]
1943年東京の馬込で生まれた。1961年東京大学入学。薬学部の卒業実習ではコラーゲン代謝のトレーサー実験をした。1965年同大学院薬学研究科修士課程入学。東京医科歯科大学で電子顕微鏡オートラジオグラフィーを習った。1967年博士課程進学。同年結婚。カラゲニン肉芽腫をこしらえて細胞回転を追いかけた。1970年博士課程修了(薬学博士)。同年東京大学医科学研究所ウイルス研究部助手。化学発癌やウイルス発癌の研究を始めた。1974年アメリカ合衆国フィラデルフィアのテンプル大学医学部へ留学、細胞周期や癌遺伝子の研究をした。雑用も研究費の心配もない研究天国だった。夏はVWのビートルにテントと家族を積んで、1カ月の大陸横断往復旅行をした。翌年はキーウエストからカナダまでの縦断往復旅行をした。1977年帰国、1978年広島大学医学部助教授。細胞老化の研究や、細胞周期変異株の分離を始めた。1988年同教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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