内容説明
孤児院から男の子を引き取る予定だったマシュー、マリラ兄妹のもとへ、ふとした手違いからやせっぽちで赤毛の女の子がやってくる。彼女の名前は、アン・シャーリー。彼女の突拍子もない言動に、最初まわりは驚かされてばかりだったが、そのくるくる変わる表情とおしゃべりに、いつのまにかみんな引き込まれていく。上巻では、マシュー、マリラに見守られながら、アンが新しい生活にとけ込んでいくまでを描く。
目次
レイチェル・リンド夫人、驚く
マシュー・カスバート、驚く
マリラ・カスバート、驚く
グリーン・ゲイブルズの朝
アンの生い立ち
マリラ、決心する
アン、お祈りをする
アンのしつけ始まる
レイチェル・リンド夫人、がくぜんとする
アンの謝罪
日曜学校の感想
おごそかな誓い
心待ちする喜び
アンの告白
学校でのひと騒動
ダイアナとのお茶会、悲劇に終わる
新たな関心
アン、救助に行く
コンサート、災難、告白
著者等紹介
モンゴメリ,L.M.[モンゴメリ,L.M.][Montgomery,L.M.]
1874~1942。カナダ、プリンスエドワード島、クリフトン生まれ。幼少時に母親を亡くし、キャベンディッシュの祖父母のもとに預けられる。幼いころから文章を書くのが好きだったモンゴメリは、そこで過ごした自身の多感な少女時代をもとに、1908年、処女作『赤毛のアン』を出版する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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