内容説明
新世界の建設に貢献する日本人の姿。ブラジル移民百年の歴史を知ることは、日本人の誇りと美徳を確認することである。
目次
序章 ブラジルと私(三つの宝もの;ブラジル航路;ブラジルからの教え子;廣池千九郎博士とブラジル;ブラジル行き)
第1章 ブラジル百年、移住の歴史(笠戸丸出港;移住の歴史;ブラジル物語)
第2章 ブラジルに生きた日系人の群像(上原幸啓さん;西村俊治さん;森昇さん;安倍順二さん;堀井文夫さん;沼田信一さん;中村勲さん;山本春郎ジョージさん;橋本梧郎さん;青木林蔵さん)
第3章 未来圏からの風(十人の物語から;新世界への参加;明治四十一年、もう一つの船出;活力がどこへ向かうのか心配した人たち;未来圏からの風)
著者等紹介
丸山康則[マルヤマヤスノリ]
昭和3年(1928)、長野県生まれ。29年、京都大学文学部(心理学専攻)卒業。34年、京都大学大学院博士課程単位取得退学。日本国有鉄道労働科学研究所次長、横浜国立大学経営学部教授、麗澤大学国際経済学部教授・学部長などを歴任。現在、麗澤大学名誉教授。近畿福祉大学特任教授。日本交通心理士会会長。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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