目次
1 じょうずに飲みこむ力をつける(胎児期;新生児期から乳児期前半期 ほか)
2 食の場面で獲得するコミュニケーションの力(授乳の場面から始まるコミュニケーションの原型;コミュニケーションで自分の存在を確認する ほか)
3 じょうずに食べられないという問題は、なぜ起こる?(離乳食の与え方の問題;子ども本人の問題 ほか)
4 改善のための「目の付けどころ」(子どもに対して;食環境について)
Q&A お口の悩み相談室(せんべいは食べられるけど、肉はうまく飲みこめない;食べものを口にためて、そしゃく・嚥下ができない ほか)
著者等紹介
山崎祥子[ヤマザキサチコ]
言語聴覚士。1948年生まれ。1981~1982年高槻赤十字病院理学診療科勤務。1982~1994年京都市児童福祉センター療育課言語障害部門勤務。1994年から、らく相談室主宰。乳幼児から高齢者までのコミュニケーション障害の相談指導を行っている。2002年から、大阪医療福祉専門学校言語聴覚士学科非常勤講師。2003年から、大島医院(耳鼻科)言語外来非常勤。日本マカトン協会REP(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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つんどく
1
その通りなんだけど、ちょっと分かりにくい表紙。平たく言うと「離乳食の時に役に立つ知識がまとまった本」子どもの口の中はこう発達しているから、こうして与えるといいとか、スプーンの選び方だとか、こういう時は食材はこう加工しましょうだとか、コミュニケーションのとりかただとかを図解も含めて書いてある。一冊のボリュームも多すぎず、内容は少なすぎず、言葉も難しくなくとても読みやすい。 離乳食に奮闘する前に読み込んでおけばよかった。 赤ちゃんを育てている人に激推しです。2019/11/03
ハパナ
1
離乳食期の始まりから、自分で食事が出来るようになるまでの、発達の根拠や経緯と対策の本でした。離乳食期は手こずる方が多いと思いますが、この本はオススメです。著者が保育の専門家では無く、言語聴覚士と言う事で驚きました。2015/12/09
ミキ
0
簡単でわかりやすく、すぐに実践できそうなことばかり。おすすめです。2016/03/26
サザエ
0
やっぱり山崎祥子さんの著書は読みやすく、理解できる。タイトル通りの内容で、子を愛すればこそみたいなお説教やお節介くさい文章もない。 信頼できます。2021/01/13