内容説明
革新的病院運営で評判の医師がつづった「病める心」の恢復剤。むかしも今も、心の病みかたに変わりなし。青少年の非行防止にもヒント。ハートと知恵があふれるエッセイ集。
目次
第1章 診察室の窓から(家庭のしつけと学校教育;周りを気にする依存しやすい心 ほか)
第2章 これからの精神科病院(開放病棟の経験と、これからの精神科病院の在り方;社会の変化とこれからの精神科病院 ほか)
第3章 地域に根ざして(長野県の精神医学風土;教師のための学校精神保健 ほか)
第4章 人みな同じ(人はやはり駄馬がよい;狸は狐の真似はしない ほか)
著者等紹介
近藤廉治[コンドウレンジ]
南信病院院長。1928年長野県飯田市に生まれる。1952年信州大学医学部卒業後、同大学の放射線医学教室勤務。1956年医学博士、信州大学精神医学教室勤務。1965年国立武蔵療養所(現国立精神・神経センター)に赴任。1970年長野県立駒ヶ根病院長就任。1972年長野県伊那市に南信病院を開設。1998年長野県南箕輪村に新築移転。専攻は精神病理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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