内容説明
学生たちが自ら設計し実際に形にした次世代の環境配慮住宅。エネルギー効率をはじめ快適性や健康性の検証や、競技会参加へのプロセスを一気に読ませる奮闘記。
目次
第１章 ゼロ・エネルギーな未来のくらし
第２章 Ｎｏｂｉ‐Ｎｏｂｉ ＨＯＵＳＥ
第３章 移築後の季節ごとのエネルギー・環境実測
第４章 ワセダライブハウス
第５章 ワセダライブハウスの発展
第６章 エネマネハウス競技の失敗と成功
著者等紹介
田辺新一［タナベシンイチ］
早稲田大学創造理工学部建築学科・教授。福岡県生まれ、専門は建築環境学。工学博士。快適性と省エネルギーのバランスに興味をもつ。１９８２年早稲田大学建築学科卒業、１９８４年同大学大学院博士前期課程修了。１９８４～１９８６年デンマーク工科大学暖房空調研究所。１９９２～１９９３年カリフォルニア大学バークレー校環境計画研究所。１９９２～１９９９年お茶の水女子大学生活科学部助教授。１９９７年ローレンスバークレー国立研究所訪問研究員。１９９９年早稲田大学理工学部建築学科助教授。２００１年から同大学教授。２００２～２００３年デンマーク工科大学客員教授。米国暖房冷凍空調学会フェロー
長澤夏子［ナガサワナツコ］
お茶の水女子大学基幹研究院・准教授。京都生まれ、専門は建築計画学、環境生理心理、建築健康学。建築の利用者の行動、心身の面からみた健康に暮らす住まいの研究を行っている。１９９５年早稲田大学建築学科卒業、２０００年同大学大学院博士課程退学。１９９８～２００１年早稲田大学理工学部建築学科助手。２００１～２００７年理工学総合研究センター。２００７～２００９年早稲田大学先端科学・健康医療融合機構（ＡＳＭｅＷ）講師。２００９～２０１５年早稲田大学理工学総合研究所研究員。２０１５年お茶の水女子大学准教授
高口洋人［タカグチヒロト］
早稲田大学創造理工学部建築学科・教授。京都生まれ、大阪育ち。早稲田大学理工学部建築学科卒業。博士（工学）。早稲田大学助手、九州大学特任准教授を経て２００７年より早稲田大学准教授。２０１２年より現職。２０１４年ブリュッセル自由大学交換研究員。２０１７年チュラロンコン大学訪問研究員。建築物の省エネルギー対策、レジリエンス評価手法、東南アジアの住環境改善などを研究
小林恵吾［コバヤシケイゴ］
早稲田大学創造理工学部建築学科・准教授。東京生まれ。２００２年早稲田大学理工学部建築学科卒業、２００５年ハーバード大学大学院デザイン学部修士課程修了後、２０１２年までＯＭＡ‐ＡＭＯロッテルダム事務所に勤務。主に中近東諸国や北アフリカ地域にて建築や都市計画プロジェクトやリサーチの担当を務めた。２０１２年より早稲田大学創造理工学部建築学科助教。２０１６年より同大学准教授。ＮＰＯ法人「ＰＬＡＴ」役員のほか、設計事務所ＮｏＲＡ共同主宰
中川純［ナカガワジュン］
早稲田大学創造理工学研究科建築学専攻博士課程。横浜市生まれ。２００３年早稲田大学理工学部建築学科卒業。２００３年～２００６年（株）難波和彦・界工作舎勤務。２００６年～レビ設計室主宰。２０１３年～早稲田大学理工学研究所研究員。２０１６年～早稲田大学田辺新一研究室博士課程。現在、武蔵野美術大学、千葉工業大学非常勤講師。２００９年グッドデザイン賞、２０１０年、２０１１年ＴＥＰＣＯ快適住宅コンテスト入選、２０１３年ＳＤレビュー入選、２０１６年ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展特別表彰、２０１７年日本建築学会作品選集新人賞など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
