内容説明
最新のコスメを支える多彩な科学について紹介。化学を学ぶ学生、化粧品メーカーに入社した方、化粧品販売の仕事をされている方、コスメが大好きで検定の勉強をされている方にも…。
目次
第１章 皮膚の構造と機能
第２章 クレンジングの科学
第３章 スキンケアの科学
第４章 メイクアップの科学
第５章 ヘアケアの科学
第６章 製剤の科学
第７章 未来の化粧品
著者等紹介
野々村美宗［ノノムラヨシムネ］
山形大学大学院理工学研究科教授。博士（工学）。専門：物理化学、界面化学、化粧品学。１９９６年慶應義塾大学大学院博士後期課程修了後、花王株式会社に入社し、化粧品・身体洗浄料の商品開発を担当。２００７年山形大学准教授、２０１７年４月より現職。これまでに、新しいエマルション・泡製剤だけでなく、生体表面モデル、触覚センシングシステムの開発にも携わり、化粧品に関連する幅広い分野の研究を行っている。日本化学会、日本物理学会、日本油化学会、日本化粧品技術者会に所属、日本化学会コロイドおよび界面化学部会技術奨励賞、山形大学優秀教育者賞などを受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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オリマー
2
面白かったです。化粧品のもつ機能を科学的な観点から記述されています。どの章も簡潔に書かれており読みやすかったです。また参考文献もしっかり記述されており、信頼のおける書籍だと感じました。一息に化粧品といっても様々な研究者の努力がつまっているのだと思いました。2021/01/03
Hiro
0
化粧品や美容などは商売目的の情報が多いため、科学者の書いた客観的な話はとても興味深いです。生物学や化学式が多いのが興奮するポイントでもあり、難しすぎて萎えるポイントでもあります。2022/12/06
takuto
0
この本では、スキンケアやメイクアップなどの身近なことから皮膚の構造や製薬の科学など幅広い内容が取り上げられているが、どのテーマも化学初心者の方が読んでもすんなり理解できるくらいわかりやすく書かれている。内容としては、化粧品の仕組みであったり、そこに含まれる成分の科学的構造や性質などが詳しくかつ分かりやすく書かれており、日常生活で役に立つ情報もたくさんあるので、美容を深く学びたい方にはぜひとも読んでほしい一冊となっている。2022/04/18
HY
0
皮膚の役割を維持・増強するために、どんな成分が必要であるかが分かった。化学で学習してきた物質が、化粧品としてどのように役立つかが分かった。2022/04/18
