ひつじ研究叢書(言語編)<br> 江戸語資料としての後期咄本の研究

個数:

ひつじ研究叢書(言語編)
江戸語資料としての後期咄本の研究

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 497p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784894769595
  • NDC分類 818.36
  • Cコード C3080

目次

1 表記変化を促したもの(仮名の用法―装飾性から効率性へ;漢字の用法―読み易さの工夫;振り仮名の用法―読解補助の域を超えて)
2 表記からわかること(『鹿の巻筆』写本の資料性―個人を想定する写本・大衆を想定する板本;語義意識の薄れと付加による表記の変化―「侍」「禿」「灯」;/i/を表す仮名遣いと作家の位相の違い)
3 語彙からわかること(“相の類”の役割を担った“体の類”―「醜い」から「夏芝居の累といふもので」へ;時間の表現を越える「日にち」の語彙―「明後日 御出」)
4 上方語的要素を脱却していく語法(ハ行四段動詞と形容詞のウ音便形―共通語へつながる江戸語のウ音便形;格助詞「へ」と「に」の使用―座敷芸人の「に」・寄席芸人の「へ」;原因・理由を表す条件節―「によって」「ほどに」から「から」の使用へ)
5 類型化と使用層の変化(助動詞「やす」の衰退―丁寧語から限られた男性の語へ;「ませ」と「まし」の交替現象―「まし」の流行と「ませ」への回帰;三笑亭可楽作品の「ござる」―古臭さ・尊大さを表すために;前期噺本の「ござる」―文意を決定する本動詞から代替可能な補助動詞へ;終章;付章 三笑亭可楽作「新作おとしはなし」における江戸語;付録 早稲田大学中央図書館蔵「新作おとしはなし」翻刻ならびに注釈)

著者等紹介

三原裕子[ミハラユウコ]
東京都新宿区で生育。1978年早稲田大学第一文学部日本文学専攻卒業、早稲田大学文学研究科博士後期課程単位満了退学。2016年博士(文学)早稲田大学。現在、早稲田大学大学院、青山学院大学他で非常勤講師を勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品