ひつじ研究叢書(言語編)
コミュニケーションへの言語的接近

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  • サイズ A5判/ページ数 356p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784894767621
  • NDC分類 817.8
  • Cコード C3080

目次

前提(これまでのコミュニケーション観;話しことば;共通語と方言;手法)
伝達を前提とするコミュニケーション観の批判的検討(伝達を前提とするコミュニケーション観の問題(「伝達者」の無権利性;特権性の容認不可能性;発話の可能性・必要性・丁寧さ;「強調」「やわらげ」依存過多)
提案「あらかさまにやってみせる」という発話観)
意図を前提とするコミュニケーション観の批判的検討(意図を前提とするコミュニケーション観の問題(話しことばの誤用不可能性;キャラクタ;言語現象の説明)
伝達と意図を前提とするコミュニケーション観の検討
提案 身体的な発話観)
共在を前提とするコミュニケーション観の批判的検討(共在とインタラクション;インタラクションと言語表現;意識のし合いが含まれるインタラクション;共在と了解;提案「当事者たちが「当事者間で共在が了解されている」と確信している際」)
行動を前提とするコミュニケーション観の批判的検討(コミュニケーション行動;状況;提案 暮らしとしてのコミュニケーション観;予想される反論と再反論、補足)

著者等紹介

定延利之[サダノブトシユキ]
大阪府出身。京都大学大学院文学研究科博士後期課程言語学専攻修了。博士(文学)(1998年)。神戸大学大学院国際文化学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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