ひつじ研究叢書<br> 「ハル」敬語考―京都語の社会言語史

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ひつじ研究叢書
「ハル」敬語考―京都語の社会言語史

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  • サイズ A5判/ページ数 388p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784894764163
  • NDC分類 818.62
  • Cコード C3080

出版社内容情報

●内容紹介(版元ドットコムより)
江戸時代後期から現代に至る京都語言語資料に基づき、近畿中央部とりわけ京都市で隆盛を極める「ハル」敬語の包括的記述を試みたモノグラフ。現代「ハル」敬語には話題の主を上げて待遇する尊敬語の枠組みを越え、話者や話相手と対峙する第三者として少し隔てることを指標する機能が女性話者を中心に顕著に認められる。話者の心的態度を反映した様々な用法の高頻度な活用もある。以上をそこに至る変化過程を明らかにしつつ実証的に示した本書は、標準語敬語研究に新たな視点を投じたものである。

内容説明

京都市方言、ひいては京都語における「ハル敬語」に照準をあて、時代とともに変容する姿も含めて、包括的かつ体系的に記述。

目次

第1部 方法論(京都市方言「ハル敬語」分析の枠組み;調査方法)
第2部 現代京都市方言「ハル敬語」の共時的考察(中年層女性話者の「ハル敬語」;高年層女性話者の「ハル敬語」;自然談話からみた最高年層女性話者の「ハル敬語」;自然談話からみた若年層女性話者の「ハル敬語」;男性話者の敬語運用と「ハル敬語」)
第3部 京都語「ハル」の通時的考察(ハル敬語の源流―京都板洒落本にみる待遇表現諸形式の消長と運用;江戸時代後期京都語・女性話者のナサル・ナハル・ヤハル;ハル敬語の発生―落語関係資料の検討)
方言敬語の社会言語史的研究の試み

著者等紹介

辻加代子[ツジカヨコ]
1947年、鹿児島県生まれ。東京都出身。2005年、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。京都外語学院日本語学校非常勤講師、甲南大学文学部非常勤講師を経て、神戸学院大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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