ひつじ研究叢書
日本語の主文現象―統語構造とモダリティ

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  • サイズ A5判/ページ数 379p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784894763487
  • NDC分類 815.1
  • Cコード C3081

目次

日本語の主文現象から見た統語論―文の語用機能との接点を探る
第1部 主文と補文:数量詞の作用域から(題目優位言語としての日本語―題目とWh疑問詞の階層位置;とりたて詞の認可と最小性条件―カラ節と主節との関係を中心に;文の構造と判断論)
第2部 主文と補文:上代語と熊本方言(上代語の能格性について;「ガ」・「ノ」交替を方言研究に見る)
第3部 モダリティと人称制限(日本語のモーダルの特徴再考;日本語のモダリティの統語構造と人称制限;モダリティ要素による認可の(非)不透明領域―「こと」「よう(に(と))」が導く命令・祈願表現をめぐって
1人称の省略:モダリティとクレル)

著者等紹介

長谷川信子[ハセガワノブコ]
1950年埼玉県生まれ。1976年北アリゾナ大学大学院英語学科MA。1981年ワシントン大学言語学科Ph.D.。1981‐82年カリフォルニア大学アーバイン校社会科学科ポスドク。1982‐88年マサチューセッツ大学アマースト校、1988‐91年松蔭女子学院大学、1991‐95年東京都立大学を経て、1995年より神田外語大学大学院言語科学研究科教授。1985‐86年南カリフォルニア大学言語学科客員研究員。2004‐05年マサチューセッツ工科大学言語哲学科客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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