内容説明
「私が生きている間にやり遂げておきたいこと、それを考えた時、最初に思い浮かんだのは、新聞記者時代から自分がいちばん力を注ぎ、追いかけてきたテーマ『自閉症』『学習障害』と、その領域の子どもたち(発達障害児)についてのまとまった一冊の本を書くことだった」本書は、元読売新聞記者が、がんと闘いながら、「自閉症」「学習障害」についてライフテーマとして書いたものです。
目次
がん告知
なにが裁かれたのか
母と子の軌跡
『レインマン』をめぐって
学習障害児に出会って
折々のこと
がん再発
著者等紹介
吉川正義[ヨシカワマサヨシ]
元読売新聞記者。1963年、読売新聞社入社。写真部、千葉支局を経て社会部記者。方面本部、警視庁、警察庁など警察記者のあと都庁記者クラブを担当。遊軍記者時代に主に福祉、教育問題を取材。解説部次長、科学部次長就任。デスクワーク(地球環境問題など)のたかわら、自閉症、学習障害問題の追跡を続けた。その後、金沢読売会館事務局長、東京読売巨人軍企画部長を経て、読売・日本テレビ文化センター勤務。2001年6月から専務取締役・総務本部長
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