内容説明
編者は、平成10・11年度厚生科学研究・障害保健福祉総合研究事業として『障害児(者)地域療育等支援事業の推進方法に関する研究』を実施し、「支援事業」のもつ問題や、実施主体である都道府県・指定都市・中核市の問題、実施エリアである市町村の問題、受託施設の機能や取り組み姿勢の問題など、さまざまな問題を明らかにし、その解決策を検討しました。本書では、2年間にわたる研究の成果を踏まえて、「支援事業」の基本理念や制度的枠組みを整理し、「支援事業」を構成する各事業の目的や運営方法をQ&Aもまじえながら具体的に提示しました。
目次
1章 「支援事業」創設に至る歴史的背景
2章 「支援事業」の概要
3章 「支援事業」の目的
4章 アンケート調査によって明らかになった問題点
5章 「支援事業」実施にあたっての基本姿勢
6章 「支援事業」実施要網の改正について
7章 「支援事業」実施にあたってのガイドライン
8章 実施主体の役割と事業委託のガイドライン
著者等紹介
宮田広善[ミヤタコウゼン]
姫路市総合福祉通園センター所長。厚生省研究班「障害児(者)地域療育等支援事業の推進方法に関する研究」主任研究者
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