- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 絵画・作品集(西洋)
内容説明
マドリードのプラド美術館が所蔵するベラスケスの“ラス・メニーナス(女官たち)”は、あらゆる時代を通じ、最もよく知られた絵画のひとつだ。1656年にスペインの首都で生まれたこの絵には、ハプスブルク家出身の王女マルガリータ・テレサが描かれている。彼女の周囲には女官たちが仕え、傍らには制作中のベラスケス自身の肖像も見られる。しかし、それらがこの絵の真の主題なのであろうか?私たちはこの絵の遍歴をたどり、画中の登場人物たちをひとりひとりつぶさに観察することで、また、構図やそこに描かれているものの意味を検討することによって、このバロック絵画の最高傑作をとりまく多くの謎に迫り、その解明に少しでも近づくことができるだろう。
目次
“ラス・メニーナス(女官たち)”に関する文献
作品の保存状態
名作“ラス・メニーナス”とその作者
“ラス・メニーナス”の登場人物
謎めいた描写
図版:“ラス・メニーナス(女官たち)”(全図)
部分解説
著者等紹介
カルミナーティ,マルコ[カルミナーティ,マルコ] [Carminati,Marco]
1961年、ミラノ生まれ。美術ジャーナリスト。ミラノ・カトリック大学で中世・近代美術史を学び、現在、ミラノに本拠をおく日刊紙『イル・ソーレ・ヴェンティクアットロ・オーレ(Il Sole 24 Ore)』の美術欄の責任者として活発な執筆活動を展開している
佐藤幸宏[サトウユキヒロ]
1959年生まれ。美術史家。札幌市立大学デザイン学部講師。成城大学大学院文学研究科博士課程前期(美学美術史専攻)修了。専門は西洋近代美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
deerglove
takakomama
アキ
DEN2RO
Kazu Yama