名画の秘密<br> ボッティチェリ―ヴィーナスの誕生

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名画の秘密
ボッティチェリ―ヴィーナスの誕生

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  • サイズ B5判/ページ数 79p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784890137343
  • NDC分類 723.37
  • Cコード C0071

内容説明

イタリア美術の歴史においてボッティチェリの“ヴィーナスの誕生”以上によく知られている作品は、レオナルド・ダ・ヴィンチの“モナ・リザ”くらいなものだろう。多くの人々に称えられ愛されてきたこの作品は、ロレンツォ・イル・マニフィコの黄金時代を完璧に映し出しているとともに、今なお人びとを魅惑し続ける不滅のアイコンでもある。しかし、西洋における世俗的絵画の最初期の傑作であるこの作品をはじめ、ボッティチェリの神話的・寓意的作品を解釈する作業はたやすいものではない。主題そのものも捉えにくいうえにさまざまな象徴や暗喩が込められている。優雅かつ洗練された作風によって完璧な理想美が称賛されているのだが、これらのどこをとってもいまだに解けない謎や神秘をはらんでいるのである。

目次

謎に満ちた名画
ロレンツォ・イル・マニフィコの時代
パッツィ家の陰謀
教皇とフィレンツェの和解―システィーナ礼拝堂のフレスコ画
“ヴィーナスの誕生”―その概要
図版:“ヴィーナスの誕生”(全図)
部分解説

著者等紹介

ズッフィ,ステファノ[ズッフィ,ステファノ] [Zuffi,Stefano]
1961年、ミラノ生まれ。美術史家。ミラノ大学卒業後、同大学大学院で中世・近代美術史を、ミラノ工科大学で博物館学を学ぶ。モンダドーリ・エレクタ(Mondadori Electa)社の編集顧問を経て、現在、活発な執筆活動を行っている

松下ゆう子[マツシタユウコ]
1953年生まれ。早稲田大学非常勤講師。早稲田大学文学部大学院博士課程修了。専門は西洋美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

13
ボッティチェリのファンだけでなく、誰もが知っている「ヴィーナスの誕生」の一枚の絵の細部までなめ尽くすように解説されていて、ぞくぞくしてしまいました。部分を観賞することや、画家の思い、時代背景を知ることって素晴らしいですね。展覧会では味わえない世界です2016/08/19

lovemys

3
ヴィーナス誕生をクローズアップして堪能できる1冊です。歴史的背景と共に1枚の絵を解読していくのだけれど、本当にボッティチェリは、そんなこと考えながら描いていたのかなぁ~?昔の絵の描き方って、そんな感じだったのかなぁ~?本当のところは分からないのが面白い。実際は、半分半分な気がしますがー(笑)1枚の絵の中に、政治も信仰も人間関係も織り込んでいたなんて面白いけど、後付け感が否めない。どこにも資料が存在しない時点で、そんなに思い入れ深く描いていなかった気が…。などなど、色々と考えながら楽しめました~♪2016/07/17

takakomama

0
ボッティチェリの歴史的背景と年表、「ヴィーナスの誕生」の解説。近すぎるぐらいの20枚の拡大図で、細部までよくわかります。 本や画集で、今まで何回も目にしてるはずなのに、ヴィーナスの髪の白いリボンに初めて気がつきました。1枚の絵画を隅から隅まで、じっくり鑑賞。2016/04/06

あべきょ

0
西洋美術を代表する名作であり、モナリザと並ぶほど謎多き作品としても有名なボッティチェリの《ヴィーナスの誕生》。思想的背景には新プラトン主義、政治的背景にはパッツィ家の陰謀、メディチ家と教皇との和解。これらと紐づけた上で改めて作品を観ると、余計に惹き付けられる。美術史はやはり面白い。

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