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内容説明
「エデンの風景」「優美の泉」「空飛ぶ生き物」「泡の中の恋人たち」「木男の酒場」「音楽の拷問」「サタンの晩餐」…17のキーワードから名画を読み解く。
目次
解けない謎
謎めいた傑作の物語
天地創造の三日目
ジキル博士とボス
読書で得た知識と民衆の祭
到達可能な楽園?
図版:『快楽の園』(全図)
部分解説
年譜:ボスの生涯とその時代
著者等紹介
ズッフィ,ステファノ[ズッフィ,ステファノ] [Zuffi,Stefano]
1961年、ミラノ生まれ。美術史家。ミラノ大学卒業後、同大学大学院で中世・近代美術史を、ミラノ工科大学で博物館学を学ぶ。モンダドーリ・エレクタ(Mondadori Electa)社の編集顧問を経て、現在、活発な執筆活動を行っている
佐藤直樹[サトウナオキ]
1965年生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科准教授。東京藝術大学大学院美術研究科後期博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nat
21
図書館本。ボスの『快楽の園』の絵が場面ごとに簡単に解説されている。絵が大きくて見やすいが、解説は割とあっさりしていた。何度見ても不思議な絵で、見飽きない。2020/03/28
tama
8
他市図書館からのお取寄せ 知り合いが髑髏だ悪魔だというイラストやデザインをやってるがどうも造形のアイディア不足に見え、ちょっとお手伝いできるかと。事前の内容チェック。うん、これにしよう。2020/03/05
スリカータ
6
ボスの「快楽の園」に関する本は、見つけ次第読んできたが、個人的にはこの本が一番だと思います。虫眼鏡で拡大しないと見えないような細かい部分が、1ページに引き伸ばされて載っていて、じっくり鑑賞することができました。よくぞここまで引き伸ばしてくれた!と嬉しくなりました。それが全体を網羅していると、もう言うことないのですが。新たな発見もありました。解説も既読の本と違う部分もあり、興味深い。本当に飽きない名画です。2016/03/13
takakomama
5
とても大きく拡大されているので、細部までよくわかります。すべての部分の拡大図を載せてもらいたいというのは贅沢でしょうね。絵画の読み解きは、永遠の謎?2017/05/31
P-man
4
ボスの『快楽の園』にのみ焦点を当てた1冊。大判で細部を確認できるのが嬉しい。それにしても、サタンを差し置いて強烈な存在感を放つ木男はやっぱすごいな。2016/05/21