内容説明
言葉を発すること、それは言葉を投げかけた相手に働きかけることだ。時に直截に時に潜在的に、人を動かし繋ぎまた惑わす言葉の力―その作用の在り方、効力、限界、危機の諸相を、経験の裏打ちのもと語り明かす、哲学者、神学者、精神医学者、作家、ジャーナリスト、メディア論者等、多分野、多彩な執筆陣。
目次
意味世界は価値世界である
言葉への旅路
絆を支えに自己はつくられる
サウンド・バイト・メディアは考える力を奪う
「言葉は命」を実践したい
神が私を知っている
思考が言葉で変様するとき
著者等紹介
松永澄夫[マツナガスミオ]
哲学。東京大学大学院教授。1947年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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