出版社内容情報
今なお建築が秘めている大きな可能性について山本理顕、北山恒、飯田善彦、西沢立衛が語る。建築の力を問いただす新たな時代の入門書
目次
建築をつくることは未来をつくることである(今、未来を語るということ;革命宣言からマニュフェストへ;未来をつくる3つの軸;学生たちのシニシズム;社会に服従しない建築 ほか)
西沢立衛―Creating Landscape‐Moriyama House
飯田善彦―建築の身体性
山本理顕―集合の形式
北山恒―100人くらいの人間の関係性を創る空間装置
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バナナフィッシュ。
7
最初の数10ページの見開きデザインのセンスのいいこと。それに続く対話では、建築家が現在直面している生の問題について語っているので、まとまりはないが熱が籠っている。折角作りあげた自信作が、その価値故にすぐに売り飛ばされてしまったりと、建築にまつわる悲喜こもごも。全てが商業ベースから語られていいのかどうか、その先のことまで。2017/01/05
Stayc
2
対談形式で綺麗な図が多くて良い。 自分が社会の中のどこにいるのか、自分のしたこと作ったものが社会に対してどのような影響を及ぼすのか。そういったことに対して常に想像力を働かせていくことが、(建築家に限らず)求められている能力だと思った。2009/10/12