天正遣欧使節 千々石ミゲル

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784886952059
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

天正遣欧使節千々石ミゲルの謎。栄光の使節行から一転、異端者の道を辿ったとされるミゲル。長く生きることが、より、苦難をもたらす弾圧と殉教の嵐の中で彼は、どう、生きたか。四百年前からのつくられた『歴史』に挑む著者の想い。

著者等紹介

青山敦夫[アオヤマアツオ]
1932年愛知県岡崎市生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科に学ぶ。紀元社出版より大日本印刷に転じ、広報室長、ICC本部長、理事を歴任。トランスアート社長退任後、執筆活動に入る。なお、2005年印刷文化懇話会神田川大曲塾開塾以来、塾生頭として印刷文化の研究推進活動にも参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ybhkr

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戦国鍋TVの影響もあり、クリスチャン以外にもにも知られるようになった天正遣欧使節。その中で唯一棄教したとされる千々石ミゲルの生涯を史実と参考文献を元に物語り仕立てで描いた本。ミゲル視点の歴史小説ともいえる。他の使節仲間や多くのキリシタンたちがが殉教というにふさわしい死に様、そして生き様をしている中、心にゼウス様はいれど妻帯し表向き棄教したミゲルの苦悩。信仰と時代と身分の板ばさみに多くのページを割いた1冊。いろいろ解釈のあるミゲルの棄教だが、信仰との苦悩の仮説については、この本が一番繊細に描かれている。2012/02/02

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