内容説明
いま蘇るロマンの世界!目下、調査研究の第一線にある研究者の手になる西アジア地域古代文明の概説書。平易な語り口と豊富な写真・図版によって明らかにされる文明発祥の地オリエント。
目次
第1章 西アジアという地域―その自然環境
第2章 三大陸人類大回廊―旧石器時代
第3章 村落生活の始まり―続旧石器時代~先土器新石器時代
第4章 農耕社会の展開―土器新石器時代~銅石器時代
第5章 最古の都市文明―銅石器時代終末
第6章 盛衰する国家―青銅器時代
第7章 巨大帝国の時代―鉄器時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
翔亀
37
【始原へ34】アンデス考古学の本を読み続けて、文明の起源を探るにあたっての考古学の威力を知るに付け、そもそも人類の文明の起源とされるメソポタミア文明ってどうだったっけ、と手に取る。メソポタミア文明史は百花繚乱だが、これは考古学つまり遺跡解説に徹底した本。旧石器から鉄器時代までの考古学通史だ。文明史はまずは考古学からアプローチしなければと改めて思った。■当たり前とはいえアンデスに比べると19世紀と早い時期から考古学の成果が出ていることがわかる。アンデスのここ数十年の発掘成果と似たような遺跡は、↓2021/07/31
陽香
1
199711102013/11/12
Koning
0
ウバイド期も含め先史時代からメソポタミア文明までの通史的な読み物。