目次
話し手の気持ちや意志を表す
他者との関係や立場を表す
可能を表す
聞き手に働きかける表現
事柄の確かさをどうとらえるかや伝聞を表す
動作の進行段階や状態を表す
経験を表す
試みを表す
並行する動作、状態を表す
行為や出来事の前後関係、時を表す〔ほか〕
著者等紹介
岡本牧子[オカモトマキコ]
大阪YWCA専門学校専任講師、大阪YWCA日本語教師会会員
沢田幸子[サワダサチコ]
財団法人海外技術者研修協会関西研修センター日本語講師
安田乙世[ヤスダオトヨ]
大阪YWCA日本語教師会会員、大阪府日本語教育支援センター教育サポーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kenitirokikuti
4
図書館にて。外国人の日本語学者者向けのあれ▲1、「○○がほしい」「○○たい」。「アリスさんは何が食べたい?」「ラーメン食べたい。ボブは寿司がほしい」英語や中国語ではOKだが、日本のほしい・たいの運用では、話し手の希望を表し、第三者を主語にしてほしい・たいはヘンである。「陳さん、それ烏龍茶?」「是。お前も飲みたいか?/そうです。先生もお飲みになりたいですか?」丁寧語になっても、ややぶしつけ▲13.くれる(する意志をきく)、もらう(話し手が行為を受け得るか)▲14.〜ましょう。教師が言う場合は、指示・命令2022/09/06
MAKII FRUー
4
これは、日本語教師、卵の私には良かった。実習用にいつも使えます。2017/02/28
satochan
1
構成がいい。おさえなければならないことを書いてくれていると思う。『みんなの日本語』に大事だと思うことを書きこんでおいた。ポイントはちょっと抽象的な言葉でまとめられているけれど、ポイントの前の文章で意味がよくわかると思う。コラムは少しゆれている日本語とかちょっとした違いに気付けておもしろい。題のようにはじめて日本語を教える人は一度読んでみるべきだと思う。指導法が書かれているわけではなく、文型を押さえておくためのもの。前件・後件、時制、使える動詞など、それぞれの文型で大事なことがある程度分かると思う。2012/08/09