情報社会変動のなかのアメリカとアジア

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  • サイズ A5判/ページ数 305p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784882029656
  • NDC分類 302
  • Cコード C0330

出版社内容情報

アメリカと太平洋諸国との多面的な関係と変容過程に迫る叢書『変貌するアメリカ太平洋世界』第5巻。
冷戦終結後に表面化したグローバル化の中心的な内容である情報社会変動を社会学と社会情報学の視点から総合的に把握。グローバル化やインターネット網の形成にアメリカ的およびアジア的な特徴がみられたことやその影響を時代変化、人間身体、世界認識において明らかにする。

主な内容
プロローグ情報社会変動の意味 庄司興吉
第1章 情報主義の精神とはなにか 矢澤修次郎
第2章 グローバル・メディアCNNの発展とその米国的特質 菅谷実
第3章 アジア太平洋地域におけるインターネット戦略の構図と帰結 遠藤薫
第4章 現代日本のアメリカ化における「基地」と「消費」 吉見俊哉
第5章 「ニュー・リッチ」形成にみる周辺社会 山田信行 第6章 グローバルメディアとローカルな言語状況 吉野耕作
第7章 北京・中関村にみるグローバル化の基層 町村敬志
第8章 近代化と場所・空間の変容 田中宏
第9章 情報化と身体=「人間」の変容 平山満紀
第10章 中華地域世界システム/USセントリック・システム/日本 古城利明
プロローグ情報社会変動の意味 庄司興吉
第1章 情報主義の精神とはなにか 矢澤修次郎
第2章 グローバル・メディアCNNの発展とその米国的特質 菅谷実
第3章 アジア太平洋地域におけるインターネット戦略の構図と帰結 遠藤薫
第4章 現代日本のアメリカ化における「基地」と「消費」 吉見俊哉
第5章 「ニュー・リッチ」形成にみる周辺社会 山田信行 第6章 グローバルメディアとローカルな言語状況 吉野耕作
第7章 北京・中関村にみるグローバル化の基層 町村敬志
第8章 近代化と場所・空間の変容 田中宏
第9章 情報化と身体=「人間」の変容 平山満紀
第10章 中華地域世界システム/USセントリック・システム/日本 古城利明
エピローグ/プロローグ 新帝国か地球市民社会か 庄司興吉

内容説明

社会学と社会情報学の視点から情報社会変動を総合的に把握し、その影響を時代変化、人間身体、世界認識において明らかにする。

目次

プロローグ 情報社会変動の意味―グローバル化が提起している問題
第1部 震源と波及形態:アメリカとアジア太平洋(情報主義の精神とはなにか―その生成・構造・動態・イデオロギー;グローバル・メディアCNNの発展とその米国的特質;アジア太平洋地域におけるインターネット戦略の構図とその帰結―Leap‐Frogging・オルトエリート・三層モラルコンフリクト)
第2部 受容と多様な展開:日本・東南アジア・中国(現代日本のアメリカ化における「基地」と「消費」;「ニュー・リッチ」形成にみる周辺社会―「内部」過程としての階級構成の動態と展望 ほか)
第3部 影響の深さと広がり:近代化・身体・世界(近代化と場所・空間の変容―脱近代への途を求めて;情報化と身体=「人間」の変容;中華地域世界システム/U.S.セントリック・システム/日本)
エピローグ/プロローグ 新帝国か地球市民社会か

著者等紹介

庄司興吉[ショウジコウキチ]
1942年生まれ。清泉女子大学地球市民学科教授、東京大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。