太平洋世界の中のアメリカ―対立から共生へ

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  • サイズ A5判/ページ数 261p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784882029618
  • NDC分類 302
  • Cコード C0030

出版社内容情報

「太平洋世界」という新たな歴史認識の場を設定。「支配と抗争」の場から「地域協力」の場に変容しつつある姿をアメリカと太平洋諸国間の複合的関係を通して解明する。
収録目次
序論・太平洋世界を包む複合的な想像力を求めて(遠藤泰生)
1章・太平洋世界の相互イメージ(遠藤泰生)
2章・太平洋と脱植民地主義(須藤直人)
3章・太平洋戦争と千年王国(塩田光喜)
4章・アジア太平洋とアメリカの東南アジア政策(寺地功次)
5章・「彼らの自助を助けるために」(中野 聡)
6章・アメリカとアジア太平洋地域との貿易・投資関係の展開(中本 悟)
7章・アメリカの国際開発協力NGO(高柳彰夫)
8章・中国系移民とチャイニーズアメリカンの太平洋ネットワーク(吉原和男)
9章・アジア太平洋地域主義とアメリカ(大庭三枝)
終章・「太平洋共同体」の可能性(油井大三郎)


収録目次
序論・太平洋世界を包む複合的な想像力を求めて(遠藤泰生)
1章・太平洋世界の相互イメージ(遠藤泰生)
2章・太平洋と脱植民地主義(須藤直人)
3章・太平洋戦争と千年王国(塩田光喜)
4章・アジア太平洋とアメリカの東南アジア政策(寺地功次)
5章・「彼らの自助を助けるために」(中野 聡)
6章・アメリカとアジア太平洋地域との貿易・投資関係の展開(中本 悟)
7章・アメリカの国際開発協力NGO(高柳彰夫)
8章・中国系移民とチャイニーズアメリカンの太平洋ネットワーク(吉原和男)
9章・アジア太平洋地域主義とアメリカ(大庭三枝)
終章・「太平洋共同体」の可能性(油井大三郎)


内容説明

「太平洋世界」という新たな歴史認識の場を設定。「支配と抗争」の場から「地域協力」の場に変容しつつある姿をアメリカと太平洋諸国間の複合的関係を通して解明する。

目次

太平洋世界を包む複合的な想像力を求めて
第1部 太平洋世界の歴史的変貌(太平洋世界の相互イメージ―19世紀のアメリカと日本における太平洋の表象;太平洋と脱植民地主義―「南洋オリエンタリズム」への抵抗から新しい「太平洋世界」の創造へ;太平洋戦争と千年王国―その宇宙論的考;アジア太平洋とアメリカの東南アジア政策―1940年代~1950年代;「彼らの自助を助けるために」―冷戦期アジア太平洋におけるコミュニティ・ディヴェロップメントの論理と現実)
第2部 多様化する太平洋世界のネットワークとアイデンティティ(アメリカとアジア太平洋地域との貿易・投資関係の新展開;アメリカの国際開発協力NGO―アジア太平洋地域を中心に;中国系移民とチャイニーズアメリカンの太平洋ネットワーク;アジア太平洋地域主義とアメリカ;「太平洋共同体」の可能性)

著者等紹介

遠藤泰生[エンドウヤスオ]
1955年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科附属アメリカ太平洋地域研究センター教授

油井大三郎[ユイダイザブロウ]
1945年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科附属アメリカ太平洋地域研究センター教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。