同時代批評(2002年9月‐2005年1月)―日朝関係と拉致問題

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784882029588
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0030

出版社内容情報

日朝交渉の進展と正常化の必要性を説く著者の2002年9月の日朝首脳会談と「日朝平壌宣言」以降の日朝関係の捉え方、言論界の状況を批判的に検証。危機回避への道を探る。



内容説明

「東アジア共同体」の構築が政府の方針となり、「東北アジア共同の家」が必要とされる国際情勢の中で、日朝関係の正常化と緊張緩和こそが未来を拓く。

目次

「拉致された」国論を脱して―日朝国交正常化と東北アジアの平和へ
日朝国交交渉再開以外に道はない―小泉首相の再訪朝を支持する
日朝首脳会談―衝撃と意義
日朝関係を考える
真に拉致疑惑の解決を望むなら、国交交渉妥結の努力の中で懸案に接近を
拉致問題の交渉を打開する道
失った可能性の回復を―イラク戦争の中で日朝交渉を考える
重村智計『最新北朝鮮データブック』(講談社現代新書)の記述に抗議する
川人博「拉致問題と知識人の責任」に反論する
われわれの過去の意味ある総括のために―太田昌国『「拉致」異論』に答える〔ほか〕

著者等紹介

和田春樹[ワダハルキ]
1938年大阪に生まれる。1960年東京大学文学部卒業。1998年3月まで東京大学社会科学研究所教授。東京大学名誉教授、日朝国交促進国民協会事務局長
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