出版社内容情報
在日コリアン文化の淵源を求め、ニッポンのコリアンタウンを探訪。航空券ナシで満喫する本場の味。喜怒哀楽に満ちみちた爆笑珍道中。とっておきのイラスト、マップも満載!
駅の改札を出ればそこはもう異国――食材店、美容院、リサイクルショップ、レンタルビデオ店、書店、CDショップなど、ありとあらゆる隣国の商品がカンタンに入手できる街。「アド○ック○国」(TV)、「H×n×ko」「散○の達人」「東○人」誌ではゼッタイに紹介されない、まさしくディープな生活文化街〈コリアンタウン〉。日本人が最も訪れる外国、それが韓国・ソウル。日本で最もよく売れる漬物、それがキムチ。身近な「コリアン文化」を体験しようと3人組が、在日コリアン文化の淵源を求め、東へ西へコリアンタウン(上野、浅草、川崎、大久保……鶴橋)を探訪する。航空券ナシで満喫する本場の焼肉とキムチ。在日コリアンとの対話から、いつしか彼らのルーツまで……「在日コリアンのルーツは××島だった!」。喜怒哀楽に満ちた爆笑珍道中あるいは現代版「膝栗毛」。写真とイラストマップを満載。読まなきゃ損ソン!
【お詫びと訂正】
「焼肉横丁を行く」(中山茂大/文、チュ・チュンヨン/写真、水野あきら/イラストレーション、 彩流社、2005年刊)の中で、事実に反する記述がありました。
台東区東上野二丁目の焼肉店「馬山館」に関する箇所(13ページ)で、「馬山館」を「新しい」 と記してしまいましたが、これは誤りで、同店は1955年に開業した老舗です。
さらに、同店の「奥さん」がミャンマー人との記述も誤りで、奥様は在日の方です。 その時アルバイトをしておられた方を、「奥さん」と思い込んだための誤りでした。
事実の確認を怠った上に、お店の了解を得ることなく店名を載せてしまったために、「馬山館」様に 多大な御迷惑をおかけしてしまいました。
ここに、訂正させていただくとともに、「馬山館」様、並びに読者の皆様に深くお詫び申し上げます。
本当に申し訳ありませんでした。
中山茂大/ チュ・チュンヨン/ 水野あきら/ 彩流社
2006年10月12日
内容説明
表通りにはない「生活のニオイ」のする路地裏を行く。
目次
上野キムチ横丁―「キムチ横丁」で在日に会えない!?の怪
三河島パート1―見るまえに跳べ!犬肉は想像以上にウマイのだった
大久保パート1―大久保職安通りで最高に美味いポッサムに遭遇する
大久保パート2―韓国食材の品揃えが全国一、それが「韓国広場」なのだ
関原―在日韓国食材店の集まるディープな商店街でトッポキを喰らう
西新井―西新井大師の韓国家庭料理屋でホルモン焼を食う
亀戸―満洲朝鮮族出身のアジュンマ自慢のチョクパルを喰らう
浅草・国際通り飲食組合―在日の商う懐かしの焼肉横丁でホルモンを食う
浅草・公園本通り商店街―往年の大衆娯楽発祥の地で一杯飲み屋に心酔
銀糸町北口―錦糸町最古参の韓国伝統料理店で豆腐チゲをすする〔ほか〕
感想・レビュー
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