風(rera)に祈る

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784882029212
  • NDC分類 389.11
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「〈レラ〉というアイヌ語が好きだ。〈風〉という意味だ。[……]私の書くものは次第にアイヌ民族に関するものだけになって行った。私が会員になった『知里真志保を語る会』の会員としての使命感のようなものが強くなって行った時期である。書くことがどんどんと増えて行った。読者のなかから、アイヌ民族への関心を持つ人が少しでも出て来ることが望みだった。自分の文章の力で、無関心層の絶対に多いシャモのなかに風が起きる。風を起こしてみせると言う自負があったことは確かであった。レラ(風)は舞い上ったろうか。微動だにしなかったのではないかとの思いは強い。微風も吹かなかった、のではないか……。しかし、私はレラというアイヌ語はとても好きだ」(本書より)。
これまで各紙誌に寄稿したアイヌ文化をめぐる「エッセイ」「評論」「小説」を集成。

「〈レラ〉というアイヌ語が好きだ。〈風〉という意味だ。[……]私の書くものは次第にアイヌ民族に関するものだけになって行った。私が会員になった『知里真志保を語る会』の会員としての使命感のようなものが強くなって行った時期である。書くことがどんどんと増えて行った。読者のなかから、アイヌ民族への関心を持つ人が少しでも出て来ることが望みだった。自分の文章の力で、無関心層の絶対に多いシャモのなかに風が起きる。風を起こしてみせると言う自負があったことは確かであった。レラ(風)は舞い上ったろうか。微動だにしなかったのではないかとの思いは強い。微風も吹かなかった、のではないか……。しかし、私はレラというアイヌ語はとても好きだ」(本書より)。これまで各紙誌に寄稿したアイヌ文化をめぐる「エッセイ」「評論」「小説」を集成。


(110字)
「〈レラ〉というアイヌ語が好きだ。〈風〉という意味だ。[…]読者のなかから、アイヌ民族への関心を持つ人が少しでも出て来ることが望みだった」(本書)。各紙誌に寄稿したアイヌ文化をめぐる「評論」「小説」を集成。

内容説明

アイヌ文化をめぐる「エッセイ」「評論」「小説」を集大成。

目次

エッセイ(助川徳子さんの手紙から;幌別の惨状;砂沢クラさんと真志保;英語の字の手紙 ほか)
評論(「春をつげる鳥」をめぐって;知里幸恵生誕百年が問いかけるもの)
授業案―ウパシクマ(伝説・先祖からの言い伝え)
創作―波小舟

著者等紹介

富樫利一[トガシトシカズ]
作家、「知里真志保を語る会」会員。昭和7年、北海道夕張郡栗山町に生まれる。夕張北高校を卒業後、教員生活(20年)を経て、登別市役所に勤務(20年)。同所を退職し、今日に至る
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