パレスチナ・モン・アムール―誰も知らない等身大のインティファーダ

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784882028642
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

出版社内容情報

著者は、武蔵野音楽大学卒業後、パリ国際音楽療法センターにてフランス音楽療法士の資格を取得。その後、パレスチナ・ガザ地区で音楽療法士として働く。そこで、インティファーダが生まれざるをえない日常を肌で感じるのだった。「……アメリカで同時多発テロが起きてからというもの、世界では反アラブ感情が高まっている。そんな中で、わたしにできることは、〈素顔のパレスチナ〉を紹介し、ガザ地区で起こったさまざまな《不正》を人々に伝えることだと思い、ペンをとった。これが、今の微力なわたしにできる唯一のことである」(「エピローグ」より)。パレスチナ人である〈彼〉のやさしくて深い眼差し……。日々、危険度を増していったガザ地区で育んだふたりの恋は、決して実らぬことを運命づけられていた。20代の日本人女性が、約2年間の滞在をとおして生活をともにしたパレスチナの人々との《心》の交流を活写する!

内容説明

20代の日本人女性が、生活をともにしたパレスチナ・ガザ地区の人々との交流を活写する!パレスチナ人の“彼”と暮らした日々の追想。

目次

出会い
再会
仕事
週末の楽しみ
アシュケロンへの週末の旅
手術
わたしの友人のアメリカ人
いまを生きる
結婚
アビールの場合〔ほか〕

著者等紹介

小林祐子[コバヤシユウコ]
1972年、埼玉県に生まれる。85年、自由の森学園中学校入学、後に川越市立富士見中学校に転校。91年、山崎学園富士見高校卒業。95年、武蔵野音楽大学ピアノ科卒業、2001年、パリ国際音楽療法センターにて、音楽療法士の資格を修得。パレスチナ・ガザ地区、ギニア共和国にて、音楽療法士として働く。現在、ブルガリアのソフィア在住
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