ちいさい・おおきい・よわい・つよい
小児科の先生が車椅子だったら―私とあなたの「障害」のはなし

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 46判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784880499239
  • NDC分類 599
  • Cコード C0077

内容説明

これは、二〇一八年秋から冬にかけての“ち・お”“お・は”イベントの講演録。筆者が読者の親子とつくりあげた時間をいま、ここに。

目次

第1章 私の体を見てください―「ふつう」とちがうところはどこでしょう?(まだまだうまくいかないことがある;障害って、どこにあるんだろう?;みんなは、見えにくい障害もってる? ほか)
第2章 こどものころのはなし―祈りながら母は幼い私を組み伏せた(リハビリで骨折;愛情というものが私たちを殺す;三歳の子にこんな目をさせてしまった ほか)
第3章 障害と競争と依存の関係―アスリート・パラリンピアンと依存症当事者研究より(ゲームが変わると、障害者の範囲も変わる;依存症は依存できない病;虐待から生まれる究極の前向き思考 ほか)
Chio通信

著者等紹介

熊谷晋一郎[クマガヤシンイチロウ]
1977年山口県生まれ。小児科医。東京大学先端科学技術研究センター准教授。“ちいさい・おおきい・よわい・つよいNo.118”から編集協力人。当事者研究にとりくむ。新生児仮死の後遺症から脳性麻痺になり、以後、車椅子で生活。小中高は普通学校で過ごす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。