内容説明
多くの紀行、絵画、詩、歌、物語をはぐくんだ利根川。江戸の始めから、明治・大正・昭和へとつづく河川改修工事の歴史とともに流れる利根川にはさまざまな場所の記憶が刻まれている。
目次
第1章 利根川を往く―紀行の時代
第2章 物語を紡ぐ川―源流から河口まで
第3章 支流の物語―片品川、渡良瀬川、巴波川、思川、鬼怒川、小貝川
第4章 田山花袋と利根川
第5章 川の流れ、時の流れ―足尾銅山鉱毒問題
第6章 アウトローたちの流域―相撲と〓客
著者等紹介
日高昭二[ヒダカショウジ]
1945年、茨城県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。藤女子短期大学助教授、神奈川大学外国学部教授を経て、神奈川大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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