若者たちの東アジア宣言―朱鞠内に集う日・韓・在日・アイヌ

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784876997886
  • NDC分類 366.8
  • Cコード C0036

内容説明

毎年、北海道朱鞠内に集う日・韓・在日・アイヌの若者たち。朝鮮人強制連行、タコ部屋労働の調査と遺骨発掘作業を通じて見えてきたものは―。

目次

序 「笹の墓標」展示館で(旧光顕寺本堂―笹の墓標展示館で;日・韓・在日の若者が共同で雪下ろし;過去をみつめ、未来を拓く)
第1部 国境を越えて出会う若者たち(二〇〇二年冬、一一回目の出会い;民衆史講座が発足した頃;犠牲者を追悼する ほか)
第2部 朱鞠内から山形へ―ある在日韓国人の思い(朱鞠内の重労働から逃れた朴さん;空を行くバケツの中で;声を掛けられた夜 ほか)

著者等紹介

殿平善彦[トノヒラヨシヒコ]
1945(昭和20)年生まれ。龍谷大学大学院文学研究科中退。浄土真宗本願寺派一乗寺住職のかたわら、社会福祉法人多度志保育園々長、空知民衆史講座代表をつとめる。80年代にベトナム・ラオス・カンボジア仏教会を数度訪問。70年代から幌加内町朱鞠内、深川市鷹泊などの戦時下タコ部屋労働、朝鮮人強制連行の調査・研究を開始。犠牲者の遺骨を発掘し、日本、韓国の遺族へ返還する活動を継続している。97年夏、「日韓共同ワークショップ」共同代表、以後東アジア共同ワークショップを支援し、東アジアの若者の交流を図る
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