変容する親密圏/公共圏<br> 承認欲望の社会変革―ワークキャンプにみる若者の連帯技法

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変容する親密圏/公共圏
承認欲望の社会変革―ワークキャンプにみる若者の連帯技法

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876985456
  • NDC分類 369
  • Cコード C3336

内容説明

若者は不安定化する社会経済的状況にもかかわらず、なぜボランティア活動に身を投じるのか。孤独、不安、差別、貧困、災害を接点に異なる人びとが出会い、「苦しみ」を反転させ、世界を変える共同性を創出していく新時代のボランティア論。

目次

序章 承認欲望の社会変革―ワークキャンプにおける親密性の公共機能
第1章 公と私の円環運動―親密圏が秘める公共性
第2章 「根拠地」へと下降する―安保時代のもうひとつの学生運動
第3章 ワークキャンプの「名づけの力」―中国キャンプの親密圏が秘める可能性
第4章 「祝祭」の共同性―フィリピン・キャンプにおける素人性の潜在力
第5章 “つながり”の現地変革としてのワークキャンプ―東日本大震災における唐桑キャンプの経緯と意味世界
第6章 ワークキャンプにおける“公共的な親密圏”生成―唐桑キャンプにみる若者ボランティア活動の意義と危険性
終章 親密圏が誘発する公共性―ワークキャンプ論のアリーナへ

著者等紹介

西尾雄志[ニシオタケシ]
日本財団学生ボランティアセンター所長、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター客員准教授、聖心女子大学非常勤講師。早稲田大学大学院社会科学研究科博士課程満期退学。専攻、社会運動論

日下渉[クサカワタル]
名古屋大学大学院国際開発研究科准教授。九州大学大学院比較社会文化学府博士課程単位取得退学。博士(比較社会文化)。専攻、政治学、フィリピン研究。主な著作、「秩序構築の闘争と都市貧困層のエイジェンシー―マニラ首都圏における街頭商人の事例から」『アジア研究』第53巻4号(アジア政経学会、2007年、第6回アジア政経学会優秀論文賞)、『反市民の政治学―フィリピンの民主主義と道徳』(法政大学出版会、2013年、第30回大平正芳記念賞、第35回発展途上国研究奨励賞)

山口健一[ヤマグチケンイチ]
福山市立大学都市経営学部講師。東北大学大学院情報科学研究科博士課程後期修了。博士(情報科学)。専攻、シンボリック相互行為論、共生社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。