内容説明
他者を演じず、空気を読まず、自分らしく呼吸できる場はありますか?場づくりの哲学と技術を体系的に学べる画期的入門書!
目次
第1章 場はたった一人の思いから生まれる
第2章 ゼロから新しい場をつくるには
第3章 組織を立ち上げるには
第4章 会議のやり方
第5章 継続的な場をさらに豊かにするには
第6章 場づくりはいつも自分の内側から
著者等紹介
長田英史[オサダテルチカ]
NPO法人れんげ舎代表理事。合同会社ファロルモ代表。まちだNPO法人連合会会長。1972年神奈川県茅ヶ崎市生まれ。1994年和光大学経済学部経営学科卒業後、同大学人文学専攻科教育学専攻に進学。教育学、心理学、身体論などを学ぶ。在学中より、町田の市民活動に学生ボランティアとして参加。まだNPO法人格も存在しない当時、卒業後に就職せず、社会活動を仕事にしたパイオニア的な存在。現在44歳だが、すでにこの道26年。1996年れんげ舎を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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タルシル📖ヨムノスキー
8
『会議の進め方』の部分だけでも読んで頭に入れた方がいいよ。会社のことであれこれ悩んでたけど、この本を読んで、ウチの会社が〝トップダウン型〟なんだと分かったら、いろいろ吹っ切れた。
Yuko
4
場づくりということを意識しだしたのはこの一年ほど。サークル、実行委員会、ボランティアなど、それぞれの場をよりよくするためにどうすればいいのかを考えてきたが、長田さんの提案する場づくりは、0から作り上げる場。既存の場、誰かがすでに作った場ではなくて、自分の内側にあることからはじめる場の教科書。そんな場づくりは私にはまだまだハードルが高いが、いまある家庭・学校・職場など、さまざまな場にも十分応用できそうだ。以前聞いた著者講演会の話が一冊に纏められており、振り返りとしてもとても参考になった。 2016/10/21
乱読家 護る会支持!
3
場づくりの教科書のような、そうでないような、、、僕にとっては心に引っかかる文章、キーワードが無く、さーっと斜め読みしました。 というか、「なんでイグアナ会をやめるの?」と責められているように感じて、読むのが辛いっす。でも、閉じるのよん。2017/07/20
Luo Yang
3
人と人があつまってできる「場」(その場)の話かなと勝手に期待していたらどちらかというと「コミュニティ」とか「居場所」の話をしている本だったのですが、それはそうと、平易で実践的、かつ著者の豊富な(と思われる)経験に裏打ちされた、よい本だったと思います。2017/05/28
しゅんぺい(笑)
3
これ、ちょっとなめてかかって読んだけど、めちゃくちゃいい本。場づくり、コミュニティづくりに興味のあるひとはぜひ読んでみて、と思う。ちょうどいい長さで、けっこう考えさせられる。また読みたいと思う。2016/11/18