内容説明
アメリカは変わろうとしている。日本はどうするのか?!長すぎた従属関係を断つ好機は、今をおいて、ない。安保をどこから、どう変えてゆくのか、その道すじを具体的に提言する。
目次
1 オバマ政権の対日政策スタッフ(オバマ政権「日本人脈」の顔ぶれ;ジョセフ・ナイの人と思想 ほか)
2 自衛隊は、アメリカがつくり、育てた(軍事における「対米従属」の時代区分;9条―焼け跡の祈りと誓い ほか)
3 「ナイ・リポート」後の安保体制の変質(「安保再定義」後の矢継ぎ早の動き;橋本・クリントン共同声明 ほか)
4 日米安保をどう変えてゆくのか(米国の経済も軍事も変化は避けられない;だが米国の対日政策は変わらない ほか)
著者等紹介
前田哲男[マエダテツオ]
1938年、福岡県生まれ。長崎放送記者だった1960年代から在日米軍、自衛隊、安保、核問題を取材。とくに自衛隊軍縮を含む、武力によらない安全保障構築の問題について、82年刊行の『日本防衛新論』(現代の理論社)以来、08年の『平和基本法』(高文研)まで一貫して研究してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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